イスラム教4

出典: Jinkawiki



イスラム教徒とは

ただひとつの神しか認めず、神が最後の預言者たるムハンマドを通じて人々に下したとされるコーランの教えを信じ、従う一神教である。 そして、その神は人格神です。山の神とか、火の神とか、太陽の神とか、そういう自然神とは全然違う。こういう一神教の宗教は世界でユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教の三つだけである。



イスラム教の義務

・「六信五行(ろくしんごぎょう)」という義務がある。 「六信」とはムスリムが信じなければならない六つのことで、「神」「天使」「啓典」「預言者」「来世」「天命」のこの六つ。  「啓典」は、「コーラン」のこと。「来世」は、ユダヤ教やキリスト教の教えを引き継いでいるため、イスラムでも最後の審判はあって、人々は天国と地獄に振り分けられるということ。


・「五行」は、ムスリムが行わなければならない五つのことで「信仰告白」「礼拝」「断食」「喜捨」「巡礼」の五つ。  「信仰告白」というのは、「アラーの他に神なし。ムハンマドはその使徒なり。」と唱えることである。これは「礼拝」と一緒に行われる。


・「断食」。一年に一ヶ月ラマダーンと呼ばれる断食月がある。これは、まったく何も食べないのではない。日の出から日没まで、太陽の出ている時間帯に食べ物を口にしない、というもので、日が沈んだら、食べてもよいのである。


・「巡礼」。これは、メッカに巡礼することで、一年に一回巡礼月があって世界中からイスラム教徒がメッカに集まってくる。




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