スチューデントアパシー
出典: Jinkawiki
スチューデントアパシーとは、大学生に見られる慢性的な無気力状態を示すものであり、Walters.P.A.(1961)が提唱した概念である。 また、男性に特有な青年期の発達障害ともされており、高校の時とは違った授業の受け方や価値観の違う人間との強制的な接触など環境の変化が原因となっている。
スチューデントアパシーの特徴として、学習への意欲喪失、無気力・無関心・無感動などが見られるが焦りや不安などの神経症状が見られないことが挙げられる。
しかし、無気力状態なのは学業に対してだけであるので、サークルなど学業以外の活動には意欲的に取り組むことができる。そのため、自分がスチューデントアパシーであると自覚するのは非常に難しい。
スチューデントアパシーの治療法として、臨床心理士や精神科医に相談することなどが挙げられる。
参考URL apa.kaginawa.jp/entry4.html