ステーション方式

出典: Jinkawiki

ステーション方式とはごみの収集方法の1つである。

地域の方々(数20世帯ほど)が自治体で定められている特定の1ヶ所(ごみステーション)にごみを出す方式である。現在、80~90パーセントの自治体でステーション方式がとられている。ステーション方式が一般化するのは1964年の東京オリンピック以後だといわれている。



特徴

メリット

・ごみ収集方法のもう1つの戸別収集に比べて、1ヶ所にまとめられているごみを収集するだけなので効率がよい。

・比較的広い道路にごみステーションが設置されているため大型の収集車も入ることが可能である。

・収集費も少なくて済む。


デメリット

・たくさんの人が1つのごみステーションを利用するため、排出マナーを完全に徹底することができない。

・排出時間を守らない、排出方法が間違っているなどの不適切な排出がみられる。

・排出者を特定することができない。

・ごみステーションから遠い家庭からは苦情が出ることがある。

・ごみステーションが近い家庭からはごみの悪臭やカラスなどによるごみの散乱に苦情がでることがある。




参考文献

ごみ問題解決のゆくえ:資料と解決  自治体問題研究社編 自治体研究所 1991.1

どうするゴミ問題:面白読本:大量浪費からリサイクル社会へ  中村正子著 柘植書房 1991.2


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成