小笠原諸島

出典: Jinkawiki

目次

概要

 小笠原諸島は、東経142度北緯28度あたりの太平洋上にあり、東京都特別区に属し、30余島の島々で構成されている。そのうち住民登録をすることができる島は父島と母島のみで、その他の島は基本的に無人島である。しかし、硫黄島、南鳥島はそれぞれ自衛隊気象庁海上保安庁の駐屯地となっている。

 第二次世界大戦で、日本国土上で戦火があがったのは、沖縄と小笠原諸島の硫黄島のみである。このことは、2006年アメリカのクリント・イーストウッド監督による戦争映画「硫黄島からの手紙」で日本国内でも硫黄島での戦争が有名となった。硫黄島での戦争は、塹壕戦となり日本最後の砦として激火があがった。そして、今現在も当時の塹壕と兵士たちの遺体はすべて回収されていないため、硫黄島プロジェクトと称して回収がすすめられている。

 また、大陸と地続きとなったことがなく独自の生態系を築き、エクアドルに属すガラパゴス諸島から、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれている。


東洋のガラパゴス(固有種の例)

 小笠原諸島は、大陸と地続きになったことがなく独自の進化を遂げた固有種が多い。

 動物

・ハハジマメグロ

・オガサワラオオコウモリ

・オガサワラノスリ

・アカガシラカラスバト

など他数種。


 植物

・ムニンノボタン

・ムニンツツジ

など他数種。


世界自然遺産

 2011年6月UNESCO(United Nations Educational,Scientific and Organization)の世界遺産委員会が認定した遺産に選ばれた。 世界遺産条約で定められた、地形や地質、絶滅危惧種などを含む「自然遺産」として認められ、小笠原諸島が世界自然遺産として選定された。 小笠原諸島の世界自然遺産の登録は、日本国内で第4番目となる。


その他日本の自然遺産

・屋久島

・白神山地

・知床


参考資料・文献

小笠原諸島(wikipedia)[1]

月刊ジュニアエラ 1月号  朝日新聞出版


HN/RBEDY14


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