病児保育

出典: Jinkawiki


病児保育とは

病児保育とは、 単に子どもが病気のときに、 保護者に代わって子どもの世話をすることを意味しているわけではありません。 本来子どもは、 健康なときはもとより、 病気のときであっても、 あるいは病気のときにはより一層、 身体的にも精神的にも、 そして社会経済的、 教育・倫理・宗教的にも、 子どもにとって最も重要な発達のニーズを満たされるべくケアされなければならないのです。 つまり、 健康であっても病気のときであっても、 子どものトータル・ケアが保障されることが、 子どもの権利条約においても摘されているところです。

 このように、 病児保育というのは、 病気にかかっている子どもにこれらすべてのニーズを満たしてあげるために、 専門家集団 (保育士、 看護婦 (士)、 栄養士、 医師等 )によって保育と看護を行い、 子どもの健康と幸福を守るためにあらゆる世話をすることをいいます。 病児保育には病児対応型・病後児対応型、体調不良児対応型、非施設型(訪問型)の3つのタイプがあります。


事業内容

■病児対応型・病後児対応型

地域の病児・病後児について、病院、保育所等に付設された専用スペース等において看護師等が一時的に保育します。

■体調不良児対応型

保育中の体調不良児を一時的に預かるほか、保育所入所児に対する保健的な対応や地域の子育て家庭や妊産婦等に対する相談支援を実施します。

■非施設型(訪問型)

地域の病児、病後児について、看護師等が保護者の自宅へ訪問し、一時的に保育します。


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