主要国大学学長会議
出典: Jinkawiki
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2009年8月10日 (月) 15:32の版
2008年7月23日更新
6月29日~7月1日に札幌市で開催されたG8大学サミットは、歴史上初めての試みであり、地球の持続可能性(サステイナビリティ)を達成するための調査・研究や教育等大学の役割を認識し、また、大学自らのサステイナビリティの達成に向けての取り組みを約束するとともに、G8北海道洞爺湖サミットに参加する首脳たちに対して気候変動問題等に対する科学的で適正な政策の実施を求める「札幌サステイナビリティ宣言」を採択しました。
本G8大学サミットは、「グローバル・サステイナビリティと大学の役割」をテーマとして、国内の14大学からなるG8大学サミット運営会議(議長 小宮山宏東大総長)が実施主体となり呼びかけたものであり、G8諸国及び非G8主要国の大学並びに国連大学の合計14カ国、35大学の総長・学長など約140名が参加しました。今後もサステイナビリティに向けての取り組みを他の大学に広げる努力をするとともに、政策レベルでの対応の促進を図っていくこととしており、次回G8大学サミットが、イタリアで開催することが合意されました。
開催趣旨
日本の呼びかけによりG8諸国等の主要大学長等が一堂に会し、国際社会が直面する喫緊の課題について学問的また中立的な立場から議論する枠組みは、歴史上初めての試みです。
G8北海道洞爺湖サミット開催を機に合計14カ国、35大学の学長等(27大学長及び代理8大学)が参集し、地球規模での持続可能性実現のために大学が果たすべき責務とそれらを達成するための具体的な取り組みについて議論し、学術界から国際的な努力を促進し、また、それに対して貢献することを目指して開催されました。
参加大学等
G8各国27大学(うち日本14大学)及びその他6か国(中国、韓国、インド、オーストラリア、南アフリカ、ブラジル)7大学並びに国連大学の合計35大学から、約140人が参加しました。
・カナダ ブリティシュ・コロンビア大学 アルバータ大学
・フランス エコール・ポリテクニーク パリ第4=パリソルボンヌ大学
・ドイツ ミュンヘン大学 アーヘン工科大学
・イタリア トリノ工科大学 フィレンツェ大学
・日本 同志社大学 一橋大学 北海道大学 慶應義塾大学 京都大学 九州大学 名古屋大学 大阪大学 立命館大学 東京大学 東北大学 東京工業大学 首都大学東京 早稲田大学
・ロシア 極東国立総合大学
・イギリス インペリアル・カレッジ・ロンドン ケンブリッジ大学
・アメリカ カリフォルニア大学ロサンゼルス校 イェール大学
・オーストラリア オーストラリア国立大学
・ブラジル サンパウロ大学
・中国 北京大学 清華大学
・インド インド工科大学カンプール校
・韓国 ソウル国立大学
・南アフリカ ヨハネスブルグ大学
・その他 国連大学