自尊感情
出典: Jinkawiki
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自尊感情は自己効力感や社会的に望ましい行動をしようという動機を促進するために、道徳性や向社会的行動を促されると考えられる。しをかし、一方で自尊感情の過度の高さは他者との関係において不適応を起こす原因になりやすい。よって適度の自尊感情を維持していくことが出来るようにサポートしていくことが重要である。 | 自尊感情は自己効力感や社会的に望ましい行動をしようという動機を促進するために、道徳性や向社会的行動を促されると考えられる。しをかし、一方で自尊感情の過度の高さは他者との関係において不適応を起こす原因になりやすい。よって適度の自尊感情を維持していくことが出来るようにサポートしていくことが重要である。 | ||
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自分自身や自分の意見あるいは自己についての評価。正(好ましい、あるいは高い)、中立、負(好ましくない、あるいは低い)の場合がある。自己評価ともいう。
自尊感情が芽生えるのは、発達的には2歳を過ぎたころからの反抗期だといわれる。この頃になると自己の意思や欲求がはっきりし、自尊感情が芽生え、幼児は自身の主体的な行動への妨害、すなわち自尊感情が危機にさらされるようなことに対して抵抗しようとする。
自尊感情の高さと他者からのサポートや肯定的な評価、または成功経験などは正の相関を持つために、幼い頃から大切に育てられた人や、成功経験などが多かった人は自尊感情が高くなると言われている。特に発達初期において重要な他者との間で基本的な信頼関係や自己受容がなされると、自尊感情が育つと言われている。しかし、外部からの評価がたとえ高くても、自分自身の欲求や理想などがその評価を超える場合には自尊感情は低くなる。
自尊感情は自己効力感や社会的に望ましい行動をしようという動機を促進するために、道徳性や向社会的行動を促されると考えられる。しをかし、一方で自尊感情の過度の高さは他者との関係において不適応を起こす原因になりやすい。よって適度の自尊感情を維持していくことが出来るようにサポートしていくことが重要である。
参考文献
心理学検定 基本キーワード 実務教育出版