日本の学校

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2011年1月21日 (金) 23:22の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
最新版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

1 行 1 行
- 
== 学校制度 == == 学校制度 ==
「学校教育法」という法律は、小学校から大学にいたるまでの「学校」を次のように規定している。 「学校教育法」という法律は、小学校から大学にいたるまでの「学校」を次のように規定している。
 +
・公立、私立の区別なく小・中学校は「義務教育」であり無償 ・公立、私立の区別なく小・中学校は「義務教育」であり無償
 +
・国の設置する学校を国立学校、地方公共団体の設置する学校を公立学校、学校法人の設置する学校を私立学校という ・国の設置する学校を国立学校、地方公共団体の設置する学校を公立学校、学校法人の設置する学校を私立学校という
 +
・学年は4月に始まり3月に終わる ・学年は4月に始まり3月に終わる
 +
・小学校は6年制、中学校は3年制 ・小学校は6年制、中学校は3年制
 +
 +・その年の4月1日の時点で満6歳に達している児童が小学校に入学
 +
 +==学級のタイプ==
 +学級は満足型学級・管理型学級・なれあい型学級・荒れ始め型学級・崩壊型学級の5つのタイプに分類される。
 +
 +満足型学級…子どもたちは学級に満足し、マナーも定着。また教師と子ども、子どもたち同士の間で親しい人間関係が形成されている。活気があり、笑顔があふれている学級である。
 +
 +管理型学級…マナーは定着しているが、常に教師の評価を気にして活気がない。また子どもたち同士の人間関係も希薄。
 +
 +なれあい型学級…元気でのびのびしているが、授業中に私語が見られたり係活動ができなかったりと学級内の行動規範が低下し、トラブルもたびたびある。
 +
 +荒れ始め型学級…管理型やなれあい型のときに具体的な対応がされないと学級は荒れ始める。規則違反・いじめ・教師への反発などが目立つようになる。
 +
 +崩壊型学級…勝手な立ち歩きや私語が目立ち、教師をバカにする発言が飛び交い、教室はゴミが散乱、荒れ放題で授業が成立しない。
 +
 +==課題==
 +満足型学級を作るために家庭と学校の連携が必要である。
 +
 +・小学校入学までに具体的にあいさつ・時間を守る・人の話を聞くといった社会で生きていくための基礎を学ばせる
 +
 +・小学校では自律的な子どもに育てるため、最初は手を差し伸べて助けてあげるということをするが、卒業が近づくにつれて自分で何とかするということを教える。
 +
 +・中学校では自分らしさを発揮できるよう長所を見つけて伸ばしてあげる
 +
 +・高校からはこれらのことを生かして自分で考えて行動する
 +
 +
 +参考文献
 +
 +http://www.tokyo-icc.jp/guide/educ/01.html 日本の学校制度
 +
 +「日本の学校」 勝田守一・中内敏夫 岩波新書 1964年7月27日発行
 +
 +「データが語る学校の課題①」 河村茂雄 図書文化 2007年2月10日発行
 +
 +
 +
 +Y.M

最新版

学校制度

「学校教育法」という法律は、小学校から大学にいたるまでの「学校」を次のように規定している。

・公立、私立の区別なく小・中学校は「義務教育」であり無償

・国の設置する学校を国立学校、地方公共団体の設置する学校を公立学校、学校法人の設置する学校を私立学校という

・学年は4月に始まり3月に終わる

・小学校は6年制、中学校は3年制

・その年の4月1日の時点で満6歳に達している児童が小学校に入学

学級のタイプ

学級は満足型学級・管理型学級・なれあい型学級・荒れ始め型学級・崩壊型学級の5つのタイプに分類される。

満足型学級…子どもたちは学級に満足し、マナーも定着。また教師と子ども、子どもたち同士の間で親しい人間関係が形成されている。活気があり、笑顔があふれている学級である。

管理型学級…マナーは定着しているが、常に教師の評価を気にして活気がない。また子どもたち同士の人間関係も希薄。

なれあい型学級…元気でのびのびしているが、授業中に私語が見られたり係活動ができなかったりと学級内の行動規範が低下し、トラブルもたびたびある。

荒れ始め型学級…管理型やなれあい型のときに具体的な対応がされないと学級は荒れ始める。規則違反・いじめ・教師への反発などが目立つようになる。

崩壊型学級…勝手な立ち歩きや私語が目立ち、教師をバカにする発言が飛び交い、教室はゴミが散乱、荒れ放題で授業が成立しない。

課題

満足型学級を作るために家庭と学校の連携が必要である。

・小学校入学までに具体的にあいさつ・時間を守る・人の話を聞くといった社会で生きていくための基礎を学ばせる

・小学校では自律的な子どもに育てるため、最初は手を差し伸べて助けてあげるということをするが、卒業が近づくにつれて自分で何とかするということを教える。

・中学校では自分らしさを発揮できるよう長所を見つけて伸ばしてあげる

・高校からはこれらのことを生かして自分で考えて行動する


参考文献

http://www.tokyo-icc.jp/guide/educ/01.html 日本の学校制度

「日本の学校」 勝田守一・中内敏夫 岩波新書 1964年7月27日発行

「データが語る学校の課題①」 河村茂雄 図書文化 2007年2月10日発行


Y.M


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成