総合的な学習の時間

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2011年1月31日 (月) 16:05の版
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総合的な学習の時間は1998年に始まり、現代の子供やその生活の実態・問題点をふまえて、活動や・体験を通して学ぶことをめざしているものであり、若干の変更を繰り返しながらもその方針は変わっていない。 総合的な学習の時間は1998年に始まり、現代の子供やその生活の実態・問題点をふまえて、活動や・体験を通して学ぶことをめざしているものであり、若干の変更を繰り返しながらもその方針は変わっていない。
-主に担任教師の指導方針に任せられるものであるが、指導計画の作成と内容の取扱いについては配慮すべき事として文部科学省により以下膨大な文言が述べられている。+主に担任教師の指導方針に任せられるものであるが、指導計画の作成と内容の取扱いについては配慮すべき事として文部科学省により以下文言が述べられている。
1.指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 1.指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
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(7) 国際理解に関する学習を行う際には,問題の解決や探究活動に取り組むことを通して,諸外国の生活や文化などを体験したり調査したりするなどの学習活動が行われるようにすること。 (7) 国際理解に関する学習を行う際には,問題の解決や探究活動に取り組むことを通して,諸外国の生活や文化などを体験したり調査したりするなどの学習活動が行われるようにすること。
(8) 情報に関する学習を行う際には,問題の解決や探究活動に取り組むことを通して,情報を収集・整理・発信したり,情報が日常生活や社会に与える影響を考えたりするなどの学習活動が行われるようにすること。 (8) 情報に関する学習を行う際には,問題の解決や探究活動に取り組むことを通して,情報を収集・整理・発信したり,情報が日常生活や社会に与える影響を考えたりするなどの学習活動が行われるようにすること。
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 +教師側は以上の文言を踏まえ
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 +・何を課題として設定するか
 +・ねらいを明確にする
 +・課題とねらいに即した学習プログラムを考える
 +・適切な活動や参加型の方法を活用する
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 +といった事項に注意しつつ学習プログラムを編成する。
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 +総合的な学習の時間にはその意義を問う批判も数多くあり、進学校などでは教科学習の時間を総合的な学習の時間に代わりとしてあててしまうなどの問題も生じている。
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 +参考・出典
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 +文部科学省他
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 +http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/sougou.htm
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 +http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/atarasii/sougouteki.HTM#趣旨

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総合的な学習の時間とは子どもが自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の在り方生き方を考えることができるようにする学習の時間である。

総合的な学習の時間は1998年に始まり、現代の子供やその生活の実態・問題点をふまえて、活動や・体験を通して学ぶことをめざしているものであり、若干の変更を繰り返しながらもその方針は変わっていない。

主に担任教師の指導方針に任せられるものであるが、指導計画の作成と内容の取扱いについては配慮すべき事として文部科学省により以下文言が述べられている。

1.指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 (1) 全体計画及び年間指導計画の作成に当たっては,学校における全教育活動との関連の下に,目標及び内容,育てようとする資質や能力及び態度,学習活動,指導方法や指導体制,学習の評価の計画などを示すこと。 (2) 地域や学校,児童の実態等に応じて,教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習,探究的な学習,児童の興味・関心等に基づく学習など創意工夫を生かした教育活動を行うこと。 (3) 第2の各学校において定める目標及び内容については,日常生活や社会とのかかわりを重視すること。 (4) 育てようとする資質や能力及び態度については,例えば,学習方法に関すること,自分自身に関すること,他者や社会とのかかわりに関することなどの視点を踏まえること。 (5) 学習活動については,学校の実態に応じて,例えば国際理解,情報,環境,福祉・健康などの横断的・総合的な課題についての学習活動,児童の興味・関心に基づく課題についての学習活動,地域の人々の暮らし,伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題についての学習活動などを行うこと。 (6) 各教科,道徳,外国語活動及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け,学習や生活において生かし,それらが総合的に働くようにすること。 (7) 各教科,道徳,外国語活動及び特別活動の目標及び内容との違いに留意しつつ,第1の目標並びに第2の各学校において定める目標及び内容を踏まえた適切な学習活動を行うこと。 (8) 各学校における総合的な学習の時間の名称については,各学校において適切に定めること。 (9) 第1章総則の第1の2及び第3章道徳の第1に示す道徳教育の目標に基づき,道徳の時間などとの関連を考慮しながら,第3章道徳の第2に示す内容について,総合的な学習の時間の特質に応じて適切な指導をすること。

2.第2の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。 (1) 第2の各学校において定める目標及び内容に基づき,児童の学習状況に応じて教師が適切な指導を行うこと。 (2) 問題の解決や探究活動の過程においては,他者と協同して問題を解決しようとする学習活動や,言語により分析し,まとめたり表現したりするなどの学習活動が行われるようにすること。 (3) 自然体験やボランティア活動などの社会体験,ものづくり,生産活動などの体験活動,観察・実験,見学や調査,発表や討論などの学習活動を積極的に取り入れること。 (4) 体験活動については,第1の目標並びに第2の各学校において定める目標及び内容を踏まえ,問題の解決や探究活動の過程に適切に位置付けること。 (5) グループ学習や異年齢集団による学習などの多様な学習形態,地域の人々の協力も得つつ全教師が一体となって指導に当たるなどの指導体制について工夫を行うこと。 (6) 学校図書館の活用,他の学校との連携,公民館,図書館,博物館等の社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携,地域の教材や学習環境の積極的な活用などの工夫を行うこと。 (7) 国際理解に関する学習を行う際には,問題の解決や探究活動に取り組むことを通して,諸外国の生活や文化などを体験したり調査したりするなどの学習活動が行われるようにすること。 (8) 情報に関する学習を行う際には,問題の解決や探究活動に取り組むことを通して,情報を収集・整理・発信したり,情報が日常生活や社会に与える影響を考えたりするなどの学習活動が行われるようにすること。

教師側は以上の文言を踏まえ

・何を課題として設定するか ・ねらいを明確にする ・課題とねらいに即した学習プログラムを考える ・適切な活動や参加型の方法を活用する

といった事項に注意しつつ学習プログラムを編成する。

総合的な学習の時間にはその意義を問う批判も数多くあり、進学校などでは教科学習の時間を総合的な学習の時間に代わりとしてあててしまうなどの問題も生じている。

参考・出典

文部科学省他

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/sougou.htm

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/atarasii/sougouteki.HTM#趣旨


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