イクメン
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2011年1月21日 (金) 11:01の版 Daijiten2009 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
最新版 Daijiten2009 (ノート | 投稿記録) |
||
1 行 | 1 行 | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
育児に関心があり、自分から進んで育児をする男性のことを指す。厚生労働省は「イクメンプロジェクト」という運動を始めて、日本でも育児をする男性を増やそうと動きを進めている。そんな動きに先駆けて、自治体のトップ(例えば、東京都文京区の成沢広修区長や広島県の湯崎英彦知事など)も次々に「育児休暇」や「時短勤務」を取っている。こんなにもイクメンが取り上げられたのは、家事も育児もお母さん一人でこなすことを強いる社会のしくみが成り立たなくなったからである。つまり、男性だけでは日本の経済がまわらなくなり、女性たちも仕事をしてもらわなければならなくなった。そして、育児に対する父親の意識は少しずつ変わってきているが、日本人男性の労働時間は長いため、育児にかかわりたくてもかかわれないのが多い。また、仕事を休んで育児に専念する育児休業の取得率は日本の男性の場合、1%台であるのが現実である。だから、これからは父親も母親も共に働きながらか、あるいは一時期は子育てに専念しながら過ごすかの選択が自由にできる社会を作っていかなければ、経済だけでなく少子化の問題も解消できなくなる。 | 育児に関心があり、自分から進んで育児をする男性のことを指す。厚生労働省は「イクメンプロジェクト」という運動を始めて、日本でも育児をする男性を増やそうと動きを進めている。そんな動きに先駆けて、自治体のトップ(例えば、東京都文京区の成沢広修区長や広島県の湯崎英彦知事など)も次々に「育児休暇」や「時短勤務」を取っている。こんなにもイクメンが取り上げられたのは、家事も育児もお母さん一人でこなすことを強いる社会のしくみが成り立たなくなったからである。つまり、男性だけでは日本の経済がまわらなくなり、女性たちも仕事をしてもらわなければならなくなった。そして、育児に対する父親の意識は少しずつ変わってきているが、日本人男性の労働時間は長いため、育児にかかわりたくてもかかわれないのが多い。また、仕事を休んで育児に専念する育児休業の取得率は日本の男性の場合、1%台であるのが現実である。だから、これからは父親も母親も共に働きながらか、あるいは一時期は子育てに専念しながら過ごすかの選択が自由にできる社会を作っていかなければ、経済だけでなく少子化の問題も解消できなくなる。 | ||
8 行 | 6 行 | ||
『月刊ジュニアエラ 1月号 2011JANUARY』 | 『月刊ジュニアエラ 1月号 2011JANUARY』 | ||
- | http://www.ikumen-project.jp/project_about.html | + | http://www.ikumen-project.jp/project_about.htm |
+ | |||
+ | HN:ST |
最新版
育児に関心があり、自分から進んで育児をする男性のことを指す。厚生労働省は「イクメンプロジェクト」という運動を始めて、日本でも育児をする男性を増やそうと動きを進めている。そんな動きに先駆けて、自治体のトップ(例えば、東京都文京区の成沢広修区長や広島県の湯崎英彦知事など)も次々に「育児休暇」や「時短勤務」を取っている。こんなにもイクメンが取り上げられたのは、家事も育児もお母さん一人でこなすことを強いる社会のしくみが成り立たなくなったからである。つまり、男性だけでは日本の経済がまわらなくなり、女性たちも仕事をしてもらわなければならなくなった。そして、育児に対する父親の意識は少しずつ変わってきているが、日本人男性の労働時間は長いため、育児にかかわりたくてもかかわれないのが多い。また、仕事を休んで育児に専念する育児休業の取得率は日本の男性の場合、1%台であるのが現実である。だから、これからは父親も母親も共に働きながらか、あるいは一時期は子育てに専念しながら過ごすかの選択が自由にできる社会を作っていかなければ、経済だけでなく少子化の問題も解消できなくなる。
参考文献・資料
『月刊ジュニアエラ 1月号 2011JANUARY』
http://www.ikumen-project.jp/project_about.htm
HN:ST