石川啄木
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後の大逆事件に衝撃を受けて社会主義に関心を持つ。 | 後の大逆事件に衝撃を受けて社会主義に関心を持つ。 | ||
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2011年8月10日 (水) 06:50の版
石川啄木(1885~1912)
明治時代の詩人・歌人。 本名は一。 岩手県渋民村に育つ。 早くして、文学的才能を発揮し、ロマン主義的詩人として、世に知られていった。 貧窮の中に口語による生活詩をつくり、「明星」などに発表。 後の大逆事件に衝撃を受けて社会主義に関心を持つ。
代表作
「一握の砂」 啄木の第一歌集。1910年刊。 病と貧困の中での551首を収め、過去・現在の生活感情を率直に口語調で自由に歌った。
「悲しき玩具」 啄木の第二歌集。1912年刊。 「一握の砂」に続くもので、生活苦・病苦・社会的関心を歌い上げ、彼の遺稿となる。
「時代閉塞の現状」 1910年頃の評論。啄木の死後1913年、「啄木遺稿」で出版紹介された。 自然主義を批判、時代の行き詰まりを告発し国家権力への直観的批判を示す。
参考文献
「日本史B用語集」 山川出版
「歴史用語辞典」 正進社