アフリカ教育
出典: Jinkawiki
2012年8月9日 (木) 00:31の版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) (→参考HP) ← 前の差分へ |
2012年8月9日 (木) 00:31の版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) (→参考HP) 次の差分へ → |
||
23 行 | 23 行 | ||
== 参考HP == | == 参考HP == | ||
「世界中の子どもに教育を」キャンペーン2012世界一大きな授業「震災から見えてきた教育の大切さ」http://www.jnne.org/gce2012/current.html | 「世界中の子どもに教育を」キャンペーン2012世界一大きな授業「震災から見えてきた教育の大切さ」http://www.jnne.org/gce2012/current.html | ||
- | |||
Gundina Tumsa Fundation (GTF)http://www.gtf.org.et | Gundina Tumsa Fundation (GTF)http://www.gtf.org.et | ||
(wrbbnk) | (wrbbnk) |
2012年8月9日 (木) 00:31の版
目次 |
アフリカ教育
ミレニアム開発目標(MDGs)
2000年9月ニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットに参加した147の国家元首を含む189の加盟国は、21世紀の国際社会の目標として「国連ミレニアム宣言」を採択し、開発と貧困、環境、人権と良い統治、アフリカの特別なニーズなどを課題として掲げ「21世紀の国連の役割」に関する明確な方向性を示した。 MDGsは2015年までに達成すべき目標として、「極度の貧困と飢餓の撲滅」「普遍的初等教育の達成」「ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上」「幼児死亡率の削減」「妊産婦の健康の改善」「HIV/マラリア、そのほかの疾病の蔓延防止」「環境の持続可能性の確保」「 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進」の8つの目標を挙げている。これらを達成するには基礎教育が必要である。
アフリカ教育の現状
学校に行けない子どもは、1999年に比べて3300万人減少した。 しかし今も、6700万人の子どもが学校に通えていない(2010年)。そのうち54%が女の子で、サハラ以南アフリカでは、1200万人もの女の子が一度も学校に通うことなく生涯を終える。 このままでは、2015年になっても5600万人の子どもたちが学校に通えないことが予想される。そして、サハラ以南アフリカの就学率は、世界最下位の37%(03年UNDP)。エチオピアの初等教育の就学率は96年の30%から、現在70%へと大きく伸びているが、牧畜民地域では、就学率は*15~20%(女子はさらに低い)にとどまり深刻な状況だ。
教育支援
世界中の子どもが学校に通えるために必要な援助額は1兆6000億円で、そのうち、実際に援助されているのは、3分の1以下の4300億円である。また、読み書きができるようになるためには年間3兆5000億円が必要だ。このうち、1兆9000億円は途上国政府が教育予算を増して出すことができるが、残りの1兆6000億円は豊かな国が援助する必要がある。一方、世界で1年間に使われる軍事費の合計は146兆4000億円である。 世界の軍事費4日分で、世界中の子どもが1年間学校に通うことができる。
女子教育
女子教育は、子どもの死亡率を低下させ、健康と栄養を向上させ、人口増加も抑えることがこれまで証明されている。しかし、女の子は男の子よりも教育のアクセスが限られており、特に牧畜民地域では女の子の就学率は5人に1人の割合にとどまっている。エチオピアは男女差が大きく、女性は掃除・洗濯、水汲み、薪あつめ、家畜の世話、農作業、食事のしたく、子どもの世話、粉ひき、農作物を市場まで運び販売など、エチオピアの農村では、女性は一日15時間以上も働いている。中には重労働・長時間の労働がある。男子の就学率が急激に伸びているものの、女子の就学率は少ししか伸びていないため、男女差がさらに大きくなっている。女子教育は、女の子の教育というだけにとどまらず、女性の地位の向上と平等にも役立っている。
参考HP
「世界中の子どもに教育を」キャンペーン2012世界一大きな授業「震災から見えてきた教育の大切さ」http://www.jnne.org/gce2012/current.html Gundina Tumsa Fundation (GTF)http://www.gtf.org.et
(wrbbnk)