世界の原子力発電
出典: Jinkawiki
2012年8月9日 (木) 21:31の版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) (→アジアの原子力発電建設ブーム) ← 前の差分へ |
最新版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) (→参考HP) |
||
19 行 | 19 行 | ||
== 参考HP == | == 参考HP == | ||
+ | |||
日本の原発事故にも揺るがないアジアの原子力ブーム ... - AFPBB News | 日本の原発事故にも揺るがないアジアの原子力ブーム ... - AFPBB News | ||
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2790642/6959265 | http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2790642/6959265 | ||
+ | |||
原子力発電 – Wikipedia | 原子力発電 – Wikipedia | ||
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB#.E4.B8.AD.E6.9D.B1 | http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB#.E4.B8.AD.E6.9D.B1 |
最新版
目次 |
世界の原子力発電
日本の原子力発電
日本は以前、原子力発電で日本の総電子力生産量の約3割を製造していた。しかし、2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災で福島第一原子力発電所事故が起こった。福島第一原子力発電所は施設内外に多くの破損が起こった。また、その後に起こった大きな津波と地震によって電源が喪失し、原子炉の破損が進行した。こうして原子炉及び使用済み核燃料プールの異常が起こり、放射性物質を放出した。放射性物質の飛散により、関東・東北地方。遠くは静岡県の農作物および、海洋汚染と河川の汚染による魚介類・川魚の飲食の規制がされた。この事故は1986年ソビエト社会主義共和国連邦で起こったチェルノブリ原子力発電所事故と同様の事故重大度レベル7の評価を得た。現在、国内の原子力発電所はすべて停止している。
アジアの原子力発電所建設ブーム
アジア諸国は近年、好調な経済をさらに勢いづけて、海外の化石燃料への依存度を弱めようとしている。原子力業界の国際団体、世界原子力協会(World Nuclear Association、WNA)によると、現在世界で建設中の原子炉62基のうち40基はアジアにある。中国だけでも建設中の原子炉は27基、進行中の計画は50基を超える。これに次ぐのはインドと韓国で、各5基が現在建設中、両国合わせて約25の計画がある。中国環境保護省の張力軍(Zhang Lijun)次官は、日本の原発事故によって「原子力発電を発展させる中国の決意と計画が変わることはない」と断言した。韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領も、「安全性と効率の面で、韓国の原子力発電所は世界でもトップレベル。中東の良きモデルになるだろう」と述べ、決意に揺るぎがないところを示した。ベトナム原子力研究所(Vietnam Nuclear Energy Institute)のヴォン・フー・タン(Vuong Huu Tan)所長も「日本の事故がベトナムの原子力開発計画に及ぼす影響はないだろう」と言い切った。バングラデシュ原子力委員会のファリッド・ウッディン・アーメッド(Farid Uddin Ahmed)委員長は「わが国の原子炉は第3世代となる。最大級の地震にも耐えることができる」と言った。
日本の事故を警戒するアジア
日本で福島第一原子力発電所事故が起こり、原子力発電を見直す国もある。シンガポール国際問題研究所(Singapore Institute of International Affairs)のサイモン・テイ(Simon Tay)所長は、日本の原発事故にはアジア各国の政府のみならず国民も注目しており、多くの環境団体は原子力の危険性を証明するきっかけにしたがっている。インドのマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相は、既存の原子炉20基の安全点検を命じた。先述した中国の張次官も、日本の危機から「教訓」が得られるだろうとは認めている。タイのアピシット・ウェチャチワ(Abhisit Vejjajiva)首相は、報道陣に「現在検討中ではあるが、タイに原発を建設するか否かの決断に、日本で起きたことは影響するだろう」と語った。オーストラリアでは日本の危機を知って、長年の反対論が息を吹き返し、与党・労働党のジュリア・ギラード(Julia Gillard)首相は、原子力を推進することはないと宣言した。
その他の地域の原子力発電の現状
アメリカ合衆国は最も多くの量の原子力発電を行っており、原子力発電によってアメリカ国内の総電力の20 %を賄っている。 中南米ではメキシコ、アルゼンチン、ブラジルの3ヶ国が原子炉を運転していている(2005年) ロシアで運転している原子炉は計27基、2005年の発電量に占める原子力発電の割合は15.8 %である。しかし、6割の原子炉が老朽化している。 アフリカで原子力発電を行っているのは南アフリカのみで、エジプト、ケニア、ナイジェリアが原子力発電の導入を検討している。 中東地域ではイランのブシェール原子力発電所のみが稼動中の原子力発電所である。しかし、トルコやアラブ首長国連邦で原子力発電所の新規建設が決定されている。
参考HP
日本の原発事故にも揺るがないアジアの原子力ブーム ... - AFPBB News http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2790642/6959265
原子力発電 – Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB#.E4.B8.AD.E6.9D.B1
(wrbbnk)