ヒートアイランド現象4

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2013年8月3日 (土) 15:58の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
2013年8月3日 (土) 16:03の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

次の差分へ →
17 行 17 行
などがあげられる。 などがあげられる。
 +
 +
 +== 対策 ==
 +・人工排熱の低減化(省エネ,廃熱再利用)
 + 車の排気ガスの排出抑制
 + 工場で発生する排熱の回収
 + 住宅建設における断熱材,高反射率塗料,保水建材の使用
 + 太陽エネルギーの使用
 + 風力発電システムの導入
 + ゴミ焼却排熱の利用など
 +
 +・都市における緑や水辺の保全
 + 緑地面積の回復
 + 道路沿いの緑化
 + 保水性舗装
 + 建物の屋上緑化・壁面緑化
 + 多自然型河川の造成
 + 雨水の涵養と湧水の安定など
 +
 +
 +http://www5e.biglobe.ne.jp/~yajima/intro-column-4.htm
 +
 +ハンドル名 コッシー

2013年8月3日 (土) 16:03の版

ヒートアイランド現象とは

都市部の気温が,郊外に比べて異常に高くなる現象。 都市の中心部は郊外と比較して常に気温が高いということは,100年以上も前から気付かれており,世界中の多くの都市でも確かめられている。この都市部と周辺部の気温分布を等温線として描いたとき,地形図の等高線のように都市上に閉曲線が描かれその形が島(アイランド)に似ていることからその名がつけられた。 ヒートアイランド現象は,人口が数100万の都市では5℃以上,数10万人の都市では3~5 ℃,数万人程度の都市では2~3℃ほど郊外と比べ温度が高くなっていると言われている。東京等の大都市だけでなく,最近では長野や仙台など地方の中規模都市部でも発生している。


原因

・緑地の減少により、水分の蒸発による気温低下が少ないこと。

・アスファルトやコンクリートで地表が覆われ,昼間太陽の熱射で深層まで高温となり,蓄積された熱が夜間に放出される。

・都市への人口の集中により各種のエネルギーの使用量が増し,排熱量が増加する。(自動車の排気熱の増大,エアコンの大量使用など) 

・高層建物などの壁面で多重反射するため,都市の構造物が加熱され易くなる。

・都市部にただよう細塵,大気汚染物質が空気を暖める。(温室効果)

などがあげられる。


対策

・人工排熱の低減化(省エネ,廃熱再利用)

車の排気ガスの排出抑制
工場で発生する排熱の回収
住宅建設における断熱材,高反射率塗料,保水建材の使用
太陽エネルギーの使用
風力発電システムの導入
ゴミ焼却排熱の利用など

・都市における緑や水辺の保全

緑地面積の回復
道路沿いの緑化
保水性舗装
建物の屋上緑化・壁面緑化
多自然型河川の造成
雨水の涵養と湧水の安定など


http://www5e.biglobe.ne.jp/~yajima/intro-column-4.htm

ハンドル名 コッシー


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成