イタリア料理

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イタリア料理のコースでは、料理の出る伝統的な順番が存在する。メニューも一般的にこの順序で記載されている。 イタリア料理のコースでは、料理の出る伝統的な順番が存在する。メニューも一般的にこの順序で記載されている。
-1. アペリティーヴォ (aperitivo)食前酒。食欲を増進させるため、アマーロ(イタリア語で「苦い」の意)のような薬草入りの酒、カンパリ、スプマンテ(発泡ワイン)などを飲む。レストランに行く前にバールなどでビール等をアペリティーヴォに取ることが多い。+1. アペリティーヴォ (aperitivo)
 +食前酒。食欲を増進させるため、アマーロ(イタリア語で「苦い」の意)のような薬草入りの酒、カンパリ、スプマンテ(発泡ワイン)などを飲む。レストランに行く前にバールなどでビール等をアペリティーヴォに取ることが多い。
-2. アンティパスト (antipasto)前菜として作り置きの料理が多い。ハムやチーズ、燻製、カルパッチョなど。プリモ・ピアットが出来るまでの時間稼ぎともいえる。+2. アンティパスト (antipasto)
 +前菜として作り置きの料理が多い。ハムやチーズ、燻製、カルパッチョなど。プリモ・ピアットが出来るまでの時間稼ぎともいえる。
-3. プリモ・ピアット (primo piatto)主菜。直訳すると第一皿となるが、一皿だけとは限らない。サラダやパスタ、リゾット、ポレンタ、スープなどが分類される。サルデーニャではクスクスもプリモ・ピアットとして供される。+3. プリモ・ピアット (primo piatto)
 +主菜。直訳すると第一皿となるが、一皿だけとは限らない。サラダやパスタ、リゾット、ポレンタ、スープなどが分類される。サルデーニャではクスクスもプリモ・ピアットとして供される。
-4. セコンド・ピアット (secondo piatto)主菜。直訳すると第二皿となる。大きく魚料理と肉料理の二種類に分類される。魚料理、肉料理の両方がコースに含まれる場合、まず魚が給仕される。+4. セコンド・ピアット (secondo piatto)
 +主菜。直訳すると第二皿となる。大きく魚料理と肉料理の二種類に分類される。魚料理、肉料理の両方がコースに含まれる場合、まず魚が給仕される。
-5. コントルノ (contorno)副菜、サイドディッシュ。ミニサラダや野菜。付け合わせ。通常セコンド・ピアットの料理には日本の様な付け合わせの野菜がつかないため、野菜を取りたいときはコントルノを別に注文する必要がある。伝統的なメニューではセコンド・ピアットといっしょにサラダが出るということになっている。品物によってはセコンド・ピアットと同じ皿に載っている。+5. コントルノ (contorno)
 +副菜、サイドディッシュ。ミニサラダや野菜。付け合わせ。通常セコンド・ピアットの料理には日本の様な付け合わせの野菜がつかないため、野菜を取りたいときはコントルノを別に注文する必要がある。伝統的なメニューではセコンド・ピアットといっしょにサラダが出るということになっている。品物によってはセコンド・ピアットと同じ皿に載っている。
-6. ドルチェ (dolce)デザート。 果物やドルチェ(菓子)、チーズが供される。+6. ドルチェ (dolce)
 +デザート。 果物やドルチェ(菓子)、チーズが供される。
-7. カッフェ (caffè)コーヒー。基本的にエスプレッソ・コーヒーである。カップッチーノなどミルクの入ったものは満腹でないことを意味するので避けるのが無難。イタリア人は食後にカプチーノは気持ち悪くて飲まない。+7. カッフェ (caffè)
 +コーヒー。基本的にエスプレッソ・コーヒーである。カップッチーノなどミルクの入ったものは満腹でないことを意味するので避けるのが無難。イタリア人は食後にカプチーノは気持ち悪くて飲まない。
-8. ディジェスティーヴォ (digestivo)食後酒。グラッパやリモンチェッロなどのリキュール類が小さなグラスで供される。+8. ディジェスティーヴォ (digestivo)
 +食後酒。グラッパやリモンチェッロなどのリキュール類が小さなグラスで供される。

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イタリア料理とは

 イタリア料理は、イタリアを発祥とする料理法である。イタリアの料理は各地方によって、それぞれ特徴を持っている。イタリア人の中には「イタリア料理などという料理は存在しない」と言う人も少なくない。これは南北に長いイタリアは地理的にも多様な特徴があること、イタリア王国による統一まで多数の独立国家があり、その国ごとにまったく特徴の異なる、例えば、ナポリ料理、シェノヴァ料理といった具合に郷土料理が発達しているためである。


食事作法

 イタリアにおいて、パスタやスープをすするなどの音をたてる食べ方は非常に印象が悪い。熱くて料理が食べられないときは、皿に薄く広げて冷まして食べるか、息で吹いて冷ましてから食べる。また、いったん口に入れた果物の種や皮などを再度口から出す行為も印象が悪い。  果物やパンにかぶりついて食べることもマナーが悪く、大きな塊で給仕されたスイカ等はナイフで小さく切ってから食べる。  食事の際の口直しや皿のソースを拭って食べるためパンが供される。一般的に、ピザはコース料理には入らず、ピザを食べる際はパンは供されない。ただし、トラットリア格以下ではピザとコース料理の両方をメニューに載せているレストランも多く、どの料理を食べるか、どの順番で給仕してもらいたいかは客が自由にウエイターに頼むことができる。  レストランではこれらのすべてを注文しなければならないわけではない(最低3つが望ましいとされる)。


イタリア料理コース

イタリア料理のコースでは、料理の出る伝統的な順番が存在する。メニューも一般的にこの順序で記載されている。

1. アペリティーヴォ (aperitivo) 食前酒。食欲を増進させるため、アマーロ(イタリア語で「苦い」の意)のような薬草入りの酒、カンパリ、スプマンテ(発泡ワイン)などを飲む。レストランに行く前にバールなどでビール等をアペリティーヴォに取ることが多い。

2. アンティパスト (antipasto) 前菜として作り置きの料理が多い。ハムやチーズ、燻製、カルパッチョなど。プリモ・ピアットが出来るまでの時間稼ぎともいえる。

3. プリモ・ピアット (primo piatto) 主菜。直訳すると第一皿となるが、一皿だけとは限らない。サラダやパスタ、リゾット、ポレンタ、スープなどが分類される。サルデーニャではクスクスもプリモ・ピアットとして供される。

4. セコンド・ピアット (secondo piatto) 主菜。直訳すると第二皿となる。大きく魚料理と肉料理の二種類に分類される。魚料理、肉料理の両方がコースに含まれる場合、まず魚が給仕される。

5. コントルノ (contorno) 副菜、サイドディッシュ。ミニサラダや野菜。付け合わせ。通常セコンド・ピアットの料理には日本の様な付け合わせの野菜がつかないため、野菜を取りたいときはコントルノを別に注文する必要がある。伝統的なメニューではセコンド・ピアットといっしょにサラダが出るということになっている。品物によってはセコンド・ピアットと同じ皿に載っている。

6. ドルチェ (dolce) デザート。 果物やドルチェ(菓子)、チーズが供される。

7. カッフェ (caffè) コーヒー。基本的にエスプレッソ・コーヒーである。カップッチーノなどミルクの入ったものは満腹でないことを意味するので避けるのが無難。イタリア人は食後にカプチーノは気持ち悪くて飲まない。

8. ディジェスティーヴォ (digestivo) 食後酒。グラッパやリモンチェッロなどのリキュール類が小さなグラスで供される。


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