グリーンコンシューマー
出典: Jinkawiki
2014年7月10日 (木) 18:36の版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
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== 歴史 == | == 歴史 == | ||
- | 1988年9月、イギリスのジョン・エルキントンとジュリア・ヘインズの共著「グリーンコンシューマー・ガイド」が出版されたことがきっかけでこの言葉が使われるようになった。当時のヨーロッパは、チェルノブイリの原発事故や北海でのアザラシの大量死、ライン川の汚染、酸性雨の深刻化などさまざまな環境危機が相次ぎ、地球規模での環境問題が人々の関心を集めた時期であった。グリーンコンシューマー・ガイドは、イギリス国民が日常的に購入している商品がどこで・どのように作られているか、使用時・廃棄後にどんな環境問題を与えているかを紹介しており、人々の要求に合致して、スーパーなどの流通事業者に影響を与えた。これが新しい市民運動として世界各国に広まった。日本では、1991年「ごみ環境市民会議」がはじめてグリーンコンシューマー活動を具体的に実践・紹介した。 | + | 1988年9月、イギリスのジョン・エルキントンとジュリア・ヘインズの共著「グリーンコンシューマー・ガイド」が出版されたことがきっかけで、この言葉が使われるようになった。当時のヨーロッパは、チェルノブイリの原発事故や北海でのアザラシの大量死、ライン川の汚染、酸性雨の深刻化などさまざまな環境危機が相次ぎ、地球規模での環境問題が人々の関心を集めた時期であった。「グリーンコンシューマー・ガイド」は、イギリス国民が日常的に購入している商品がどこでどのように作られているか、使用時や廃棄後にどんな環境問題を与えているかを紹介しており、人々の要求に合致して、スーパーなどの流通事業者に影響を与えた。これが新しい市民運動として世界各国に広まった。日本では、1991年「ごみ環境市民会議」がはじめてグリーンコンシューマー活動を具体的に実践、紹介した。 |
== 活動 == | == 活動 == | ||
- | 日常的な買い物の際に、できるだけ環境に配慮した商品を選択して、購入することで消費者主導による環境保全系、循環型社会の実現を目的とする。 | + | 日常的な買い物の際に、できるだけ環境に配慮した商品を選択して購入することで、消費者主導による環境保全型社会、循環型社会の実現を目的とする。 |
== グリーンコンシューマー10原則 == | == グリーンコンシューマー10原則 == | ||
23 行 | 23 行 | ||
6.自分や家族の健康や安全をそこなわないものを選ぶ | 6.自分や家族の健康や安全をそこなわないものを選ぶ | ||
- | 7.使った後、」リサイクルできるものを選ぶ | + | 7.使った後、リサイクルできるものを選ぶ |
8.再生品を選ぶ | 8.再生品を選ぶ | ||
- | 9.生産・流通・使用・廃棄で資源やエネルギーを浪費しないものを選ぶ | + | 9.生産・流通・使用・廃棄の各段階で資源やエネルギーを浪費しないものを選ぶ |
- | 10.環境対策に積極的なお店や、メーカーを選ぶ | + | 10.環境対策に積極的なお店やメーカーを選ぶ |
== 参考 == | == 参考 == | ||
- | [http://www.kankyoshimin.org] 認定NPO法人 | + | [http://www.kankyoshimin.org/modules/activity/index.php?_id=12] 認定NPO法人環境市民 |
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グリーンコンシューマー
目次 |
グリーンコンシューマーとは
グリーンコンシューマー(Greenconsumer)とは、環境に配慮した消費者のこと。環境をイメージした緑(Green)と消費者(consumer)を合わせた造語である。欧米では、具体的に、環境によい商品を選んで買う意識の高い消費者、さらに価格が高くても環境によい商品を買う消費者、環境にとってよい企業行動を行うように監視する消費者、環境に悪い商品や企業をボイコットする消費者をグリーンコンシューマーとよんでいる。
歴史
1988年9月、イギリスのジョン・エルキントンとジュリア・ヘインズの共著「グリーンコンシューマー・ガイド」が出版されたことがきっかけで、この言葉が使われるようになった。当時のヨーロッパは、チェルノブイリの原発事故や北海でのアザラシの大量死、ライン川の汚染、酸性雨の深刻化などさまざまな環境危機が相次ぎ、地球規模での環境問題が人々の関心を集めた時期であった。「グリーンコンシューマー・ガイド」は、イギリス国民が日常的に購入している商品がどこでどのように作られているか、使用時や廃棄後にどんな環境問題を与えているかを紹介しており、人々の要求に合致して、スーパーなどの流通事業者に影響を与えた。これが新しい市民運動として世界各国に広まった。日本では、1991年「ごみ環境市民会議」がはじめてグリーンコンシューマー活動を具体的に実践、紹介した。
活動
日常的な買い物の際に、できるだけ環境に配慮した商品を選択して購入することで、消費者主導による環境保全型社会、循環型社会の実現を目的とする。
グリーンコンシューマー10原則
1.必要なものだけを買う
2.ごみは買わない。容器は再使用できるものを選ぶ
3.使い捨ての商品は避け、長く使えるものを選ぶ
4.使う段階で環境への影響が少ないものを選ぶ
5.作るときに環境を汚さず、作る人の健康をそこなわないものを選ぶ
6.自分や家族の健康や安全をそこなわないものを選ぶ
7.使った後、リサイクルできるものを選ぶ
8.再生品を選ぶ
9.生産・流通・使用・廃棄の各段階で資源やエネルギーを浪費しないものを選ぶ
10.環境対策に積極的なお店やメーカーを選ぶ
参考
[1] 認定NPO法人環境市民
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