ユーフォニアム
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2015年7月31日 (金) 19:33の版
ユーフォニアム(ユーフォニウムとも言う) 金管楽器の一つで、バルブと呼ばれるピストンが4つ付いているが、3つのものも存在する。主に吹奏楽や金管バンドで使われるが、ごく稀にオーケストラで使われることがある(テナー・テューバ)。 音域はテナー・バストロンボーンやホルンと同じである。使用するマウスピースもトロンボーンと同じだが、形状を見ると微妙に違う(ユーフォニアム用はカップが深い)。そのことから、トロンボーン奏者が曲中に持ち替えて演奏することもある。 近年の全日本吹奏楽コンクール課題曲の中でオブリガード(対旋律)を担当することが多い。 同じような役割をした、似たような楽器(サクソルン・バス/バリトン/バリトン・ホーンなど)が世界各国に存在するが統一する呼称はない。
発祥 ユーフォニアムは、フェルディナント・ゾンマーが発案した楽器を改良し、使われるようになった。当時はオイフォニオン(euphonion)と呼ばれたが、ギリシア語の“euphonos”「良い響き」(eu=良い、phone=響き)に由来している。
ユーフォニアムを使用した代表的な楽曲
「パントマイム」:フィリップ・スパーク
・ユーフォニアム独奏曲として作曲された。伴奏はピアノまたは吹奏楽。
組曲「展覧会の絵」から「ビドロ」:モデスト・ムソルグスキー/モーリス・ラヴェル
・管弦楽曲。楽譜にはソロをテューバで吹く指示が出されているがかなり高音のため、ユーフォニアムで演奏されることがある。
参考:
うまくなろう!ユーフォニアム (Band Journal Book):三浦 徹
HN GREEN DA・KA・RA