京都議定書3
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2008年7月8日 (火) 14:23の版 Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録) 次の差分へ → |
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京都議定書とは、気候変動枠組条約に基づいて1997年12月11日に京都市の国立京都国際会館で開かれた、第3回気候変動枠組条約締約国会議で議決した議定書である。(地球温暖化防止京都会議、COP3)正式名称は「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」 | 京都議定書とは、気候変動枠組条約に基づいて1997年12月11日に京都市の国立京都国際会館で開かれた、第3回気候変動枠組条約締約国会議で議決した議定書である。(地球温暖化防止京都会議、COP3)正式名称は「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」 | ||
- | + | 地球温暖化の原因となる温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、録フッ素硫黄)について、先進国における削減率を各国別に定め、2008年から2012年までの間に1990年に比べて少なくとも5%削減することを目的としている。日本は6%、アメリカは7%、EUは8%のように取り決められている。 | |
- | 地球温暖化の原因となる、温室効果ガスの一種である二酸化炭素 (CO2)、メタン (CH4)、亜酸化窒素 (N2O)、ハイドロフルオロカーボン類 (HFCs)、パーフルオロカーボン類 (PFCs)、六フッ化硫黄 (SF6) について、先進国における削減率を1990年を基準として各国別に定め、共同で約束期間内に目標値(#削減目標参照)を達成することが定められた。 | + | |
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- | ただし、京都議定書第3条7に基づき各締約国は HFCs、PFCs、六フッ化硫黄の基準年として 1995年を選択できることとされている。この規定は京都議定書の枠内のみである。京都議定書の上位概念である気候変動枠組み条約では、一部の経済移行国を除き、基準年として 1990年しか選択できないこととされている。このため、直近年の温室効果ガス排出量の基準年比増減率が気候変動枠組み条約と京都議定書で異なる値で発表されることがある点に留意が必要である。日本国内では専ら京都議定書の基準年との比較による増減率が提示される。一方、締約国会議 (COP) では条約の基準年を用いた増減率が提示されることが多い。 | + | |
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- | また、京都メカニズム(CDM、排出権取引(ET)、共同実施(JI))や、吸収源活動が盛り込まれている。 | + | |
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- | なお、運用細目は、2001年に開かれた第7回気候変動枠組条約締約国会議(COP7、マラケシュ会議)において定められた。 | + |
2008年7月8日 (火) 14:23の版
京都議定書とは、気候変動枠組条約に基づいて1997年12月11日に京都市の国立京都国際会館で開かれた、第3回気候変動枠組条約締約国会議で議決した議定書である。(地球温暖化防止京都会議、COP3)正式名称は「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」
地球温暖化の原因となる温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、録フッ素硫黄)について、先進国における削減率を各国別に定め、2008年から2012年までの間に1990年に比べて少なくとも5%削減することを目的としている。日本は6%、アメリカは7%、EUは8%のように取り決められている。