アキネーター
出典: Jinkawiki
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アキネーター(Akinator) とは、5つの質問を利用し実在・または架空の人物を推測し、特定するプログラムエンジンであり、データベースを応用した人工知能の一種である。 | アキネーター(Akinator) とは、5つの質問を利用し実在・または架空の人物を推測し、特定するプログラムエンジンであり、データベースを応用した人工知能の一種である。 | ||
- | もともとは、2007年より英語圏、ラテン語圏、アラビア語圏などの言語、地域で楽しまれてきたエンターテイメントメディアであった。ユーザーはプレイを開始する前に有名な人物・キャラクターを想像し、質問に答えるだけで、人工知能を利用し、ユーザーの想像した人物・キャラクターを当てることができる。 | + | |
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+ | 『Akinator』は2007年よりPCサイトとして多言語展開されていたサービス。 | ||
+ | もともとは、2007年より英語圏、ラテン語圏、アラビア語圏などの言語、地域で楽しまれてきたエンターテイメントメディア。ユーザーはプレイを開始する前に有名な人物・キャラクターを想像し、質問に答えるだけで、人工知能を利用し、ユーザーの想像した人物・キャラクターを当てることができる。 | ||
== 仕組み == | == 仕組み == | ||
- | 基本的には同じキャラクターを思い浮かべている人同士は、基本的に同じ解答を行うということを利用し、「過去にこの人と同じ解答をしたユーザー」という情報を使っている。 | + | 独自の推測ロジックを用いて、過去の利用者の質問と答え選択の履歴解析を行い、15問程度の質問に対する利用者の答えから最適な結果を推測。正しい推測結果の場合、結果ページには答えの「人物/キャラクター名」、「写真」、「検索リンク(ウェブ・動画)」の表示、「コメント投稿」が行える。 |
- | 「その質問を出した結果として、正しいキャラを言い当てられたとすれば、その質問は役に立つ」ということになるので、そのような質問を優先的に出していく。 | + | |
- | Akinatorが知らないキャラクターを思い浮かべるユーザーがいた場合、当然Akinatorはそのキャラクターを言い当てることができない。しかしそのユーザーの解答を覚えておくことで、次回以降は同じ答えをしたユーザーに対して、解答を言い当てる事ができる。 | + | 推測結果が間違った場合や、正しい答えが存在しない場合、利用者が新たに人物・キャラクターを追加登録することで、推測の精度向上、結果の対応範囲を自動的に広げる。 |
つまり、Akinatorは元々独自のキャラクターデータベースを持っていない。「誰かが思い浮かべたキャラクター」を覚えておき、Googleイメージ検索を用いて画像を引っ張っている。「データベース」は、Akinatorを利用するユーザーの手によって育てられている。 | つまり、Akinatorは元々独自のキャラクターデータベースを持っていない。「誰かが思い浮かべたキャラクター」を覚えておき、Googleイメージ検索を用いて画像を引っ張っている。「データベース」は、Akinatorを利用するユーザーの手によって育てられている。 | ||
- | == 歴史 == | + | == 沿革 == |
+ | 2007年 Elokence, Inc.から英語、ラテン語、アラビア語などの言語でサービスイン。 | ||
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+ | 2010年 アップ・スウェル株式会社がElokence, Inc.(フランス)と業務提携を結び、日本語版モバイルサイトの提供を開始。 | ||
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+ | 2011年5月13日より、NTTドコモ社が提供するiアプリストア向けにアプリ版Akinatorの提供を開始。 | ||
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+ | 2014年 ソフトバンクモバイル株式会社が提供する「App Pass」へ akinator の提供開始 | ||
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+ | 2015年現在、英語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ポルトガル語・スペイン語・アラビア語・ロシア語・日本語に対応 | ||
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+ | == 参考文献 == | ||
+ | Akinatorとは - http://www.upswell.jp/service-akinator.php | ||
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+ | ランプの精がWeb2.0に貴方の好きなキャラを当てる - http://www.oshiete-kun.net/archives/2008/12/web20akinator.html |
最新版
アキネーター(Akinator) とは、5つの質問を利用し実在・または架空の人物を推測し、特定するプログラムエンジンであり、データベースを応用した人工知能の一種である。
目次 |
概要
『Akinator』は2007年よりPCサイトとして多言語展開されていたサービス。 もともとは、2007年より英語圏、ラテン語圏、アラビア語圏などの言語、地域で楽しまれてきたエンターテイメントメディア。ユーザーはプレイを開始する前に有名な人物・キャラクターを想像し、質問に答えるだけで、人工知能を利用し、ユーザーの想像した人物・キャラクターを当てることができる。
仕組み
独自の推測ロジックを用いて、過去の利用者の質問と答え選択の履歴解析を行い、15問程度の質問に対する利用者の答えから最適な結果を推測。正しい推測結果の場合、結果ページには答えの「人物/キャラクター名」、「写真」、「検索リンク(ウェブ・動画)」の表示、「コメント投稿」が行える。
推測結果が間違った場合や、正しい答えが存在しない場合、利用者が新たに人物・キャラクターを追加登録することで、推測の精度向上、結果の対応範囲を自動的に広げる。
つまり、Akinatorは元々独自のキャラクターデータベースを持っていない。「誰かが思い浮かべたキャラクター」を覚えておき、Googleイメージ検索を用いて画像を引っ張っている。「データベース」は、Akinatorを利用するユーザーの手によって育てられている。
沿革
2007年 Elokence, Inc.から英語、ラテン語、アラビア語などの言語でサービスイン。
2010年 アップ・スウェル株式会社がElokence, Inc.(フランス)と業務提携を結び、日本語版モバイルサイトの提供を開始。
2011年5月13日より、NTTドコモ社が提供するiアプリストア向けにアプリ版Akinatorの提供を開始。
2014年 ソフトバンクモバイル株式会社が提供する「App Pass」へ akinator の提供開始
2015年現在、英語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ポルトガル語・スペイン語・アラビア語・ロシア語・日本語に対応
参考文献
Akinatorとは - http://www.upswell.jp/service-akinator.php
ランプの精がWeb2.0に貴方の好きなキャラを当てる - http://www.oshiete-kun.net/archives/2008/12/web20akinator.html