バナナ2

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ローナ・ピアッティ=ファーネル(著) 大山晶(訳) 「バナナの歴史」(2016) 社原書房<br> ローナ・ピアッティ=ファーネル(著) 大山晶(訳) 「バナナの歴史」(2016) 社原書房<br>
「バナナ大学」http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/history.html 「バナナ大学」http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/history.html
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目次

栽培の始まり

ニューギニア、ワギバレーの中央にあるクック湿地帯は、さほど広くはないが豊かな草原があり、湿度が高くバナナの生育には理想的だ。この場所で発見されたと考古学的資料が6900年前にバナナ栽培が行われていたことを裏付けている。古代の土の細菌を調査したところ、湿地帯の農地跡でいくつかのサブグループが生育していたことがわかった。
クック湿地帯で栽培されていたバナナは様々な探検や交易によって広まり、フィリピン諸島沿岸に到達したといわれている。

世界に広がるまで

東南アジアで栽培されたバナナは、農業技術の向上とともに東西の熱帯地域に広がった。マレー半島から西へは、ミャンマーからインドへ、そして海を渡って紀元前2000年頃、東アフリカ大陸やマダガスカル島へと渡った。アメリカへの到達はコロンブスがアメリカ大陸発見したのちの16世紀頃、フランス人の神父がアメリカへ渡米する際、西アフリカのカナリヤ諸島に寄り、そこで手に入れたバナナの苗を持って、大西洋を渡った。

日本にバナナがやってきた

明治36年(1903)年4月10日、台湾からバナナが輸入される。台湾航路・恒春丸の船員が、台湾・基隆(キールン)港から神戸港に向け、約75キログラムのバナナを詰め込んだ。この日がバナナの商業的輸入の始まりとされる。

参考文献

ローナ・ピアッティ=ファーネル(著) 大山晶(訳) 「バナナの歴史」(2016) 社原書房
「バナナ大学」http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/history.html

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