ピアノ2
出典: Jinkawiki
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音が出るしくみによって楽器を分類すると、弦楽器、管楽器、打楽器の3つに分けられる。 | 音が出るしくみによって楽器を分類すると、弦楽器、管楽器、打楽器の3つに分けられる。 | ||
ピアノの先祖といわれる楽器には、クラヴィコード 、チェンバロ 、ダルシマーなどがあるが、さらにその祖先をたどると、すべて1本弦の弦楽器に突き当たる。つまりピアノの祖先は弦楽器だった。 | ピアノの先祖といわれる楽器には、クラヴィコード 、チェンバロ 、ダルシマーなどがあるが、さらにその祖先をたどると、すべて1本弦の弦楽器に突き当たる。つまりピアノの祖先は弦楽器だった。 | ||
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ピアノには約230本の弦が張られ、全体の張力は約20トンにもなる。 | ピアノには約230本の弦が張られ、全体の張力は約20トンにもなる。 | ||
奏者が鍵盤に伝えた力は、テコの運動を組み合わせた「アクション」という機構を通し、ハンマーに伝わる。 そしてハンマー(羊毛を強い圧力で固めたフェルトで出来ています)が弦を叩くことで、音(振動)が発生する。 しかし、この時発生した音はとても小さく、私たちの耳に充分には届かない。 | 奏者が鍵盤に伝えた力は、テコの運動を組み合わせた「アクション」という機構を通し、ハンマーに伝わる。 そしてハンマー(羊毛を強い圧力で固めたフェルトで出来ています)が弦を叩くことで、音(振動)が発生する。 しかし、この時発生した音はとても小さく、私たちの耳に充分には届かない。 | ||
生まれた弦の振動は「駒」という部品を通して、スピーカーのような役割を持った「響板」という板に伝わる。 この板が振動を増幅し、これによりはじめて「ピアノの音」として私たちの耳に聴こえてくる。 | 生まれた弦の振動は「駒」という部品を通して、スピーカーのような役割を持った「響板」という板に伝わる。 この板が振動を増幅し、これによりはじめて「ピアノの音」として私たちの耳に聴こえてくる。 | ||
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2019年1月15日 (火) 16:33の版
ピアノの種類
音が出るしくみによって楽器を分類すると、弦楽器、管楽器、打楽器の3つに分けられる。 ピアノの先祖といわれる楽器には、クラヴィコード 、チェンバロ 、ダルシマーなどがあるが、さらにその祖先をたどると、すべて1本弦の弦楽器に突き当たる。つまりピアノの祖先は弦楽器だった。
ピアノの構造
ピアノには約230本の弦が張られ、全体の張力は約20トンにもなる。 奏者が鍵盤に伝えた力は、テコの運動を組み合わせた「アクション」という機構を通し、ハンマーに伝わる。 そしてハンマー(羊毛を強い圧力で固めたフェルトで出来ています)が弦を叩くことで、音(振動)が発生する。 しかし、この時発生した音はとても小さく、私たちの耳に充分には届かない。 生まれた弦の振動は「駒」という部品を通して、スピーカーのような役割を持った「響板」という板に伝わる。 この板が振動を増幅し、これによりはじめて「ピアノの音」として私たちの耳に聴こえてくる。
(参考文献)
[1] ヤマハ株式会社
[2] 宮地楽器
編集:b.m