竹島問題3
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竹島とは、北緯37度14分30秒、東経131度52分に位置する島です。日本において幕末以前は「松島」と呼ばれ、現在の鬱陵島(朝鮮半島から130キロメートル、竹島から西北西に90キロメートルの地点にある島で韓国の領土)が「竹島」と呼ばれていました。一方、韓国では現在の竹島のことを「独島」と呼んでいる。島自体に経済的価値はほとんどまないが、地理的な関係から排他的経済水域などの利益を目的に日本と現在竹島を占領している韓国の間で領有問題となってる。近年ではメタンハイドレードという資源が竹島周辺の海に埋まっていることが分かり、竹島の価値は相対的に上がった。 | 竹島とは、北緯37度14分30秒、東経131度52分に位置する島です。日本において幕末以前は「松島」と呼ばれ、現在の鬱陵島(朝鮮半島から130キロメートル、竹島から西北西に90キロメートルの地点にある島で韓国の領土)が「竹島」と呼ばれていました。一方、韓国では現在の竹島のことを「独島」と呼んでいる。島自体に経済的価値はほとんどまないが、地理的な関係から排他的経済水域などの利益を目的に日本と現在竹島を占領している韓国の間で領有問題となってる。近年ではメタンハイドレードという資源が竹島周辺の海に埋まっていることが分かり、竹島の価値は相対的に上がった。 | ||
- | ==1978年の竹島を巡る問題①== | + | ==1978年の竹島を巡る問題①== |
第一に、この時期に海洋をめぐる国際法の枠組みが大きく変化したことである。1973年から1982年までの長期にわたって開催された第3次国連海洋法会議は国連海洋法条約を採択した。この条約では距岸12海里までの領海と距岸200海里までの排他的経済水域の設定が認められた。 | 第一に、この時期に海洋をめぐる国際法の枠組みが大きく変化したことである。1973年から1982年までの長期にわたって開催された第3次国連海洋法会議は国連海洋法条約を採択した。この条約では距岸12海里までの領海と距岸200海里までの排他的経済水域の設定が認められた。 | ||
- | ==1978年の竹島を巡る問題②== | + | ==1978年の竹島を巡る問題②== |
第二に、竹島の経済価値が上昇していたことである。戦後、島根県は竹島での採介藻漁業をアシカ漁業の免許を受けた者に対して許可し、戦後は1953年6月にワカメ、イワノリ、テングサ、アワビ、サザエ、ナマコ、タコ、ウニを対象とした第一種共同漁業権を隠岐島漁業共同合同連合会に許可し同月10日にはアシカ漁業を隠岐在住の漁業者に許可した。 | 第二に、竹島の経済価値が上昇していたことである。戦後、島根県は竹島での採介藻漁業をアシカ漁業の免許を受けた者に対して許可し、戦後は1953年6月にワカメ、イワノリ、テングサ、アワビ、サザエ、ナマコ、タコ、ウニを対象とした第一種共同漁業権を隠岐島漁業共同合同連合会に許可し同月10日にはアシカ漁業を隠岐在住の漁業者に許可した。 | ||
- | ==参考文献== | + | ==参考文献== |
藤井賢二(2018)「竹島問題の起源」ミネルヴァ書房 | 藤井賢二(2018)「竹島問題の起源」ミネルヴァ書房 | ||
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竹島問題を会話形式でわかりやすく解説! ~竹島は日本と韓国どちらの領土なのか~ omosirorekishi.com/20/18/post-420/ | 竹島問題を会話形式でわかりやすく解説! ~竹島は日本と韓国どちらの領土なのか~ omosirorekishi.com/20/18/post-420/ |
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竹島とは
竹島とは、北緯37度14分30秒、東経131度52分に位置する島です。日本において幕末以前は「松島」と呼ばれ、現在の鬱陵島(朝鮮半島から130キロメートル、竹島から西北西に90キロメートルの地点にある島で韓国の領土)が「竹島」と呼ばれていました。一方、韓国では現在の竹島のことを「独島」と呼んでいる。島自体に経済的価値はほとんどまないが、地理的な関係から排他的経済水域などの利益を目的に日本と現在竹島を占領している韓国の間で領有問題となってる。近年ではメタンハイドレードという資源が竹島周辺の海に埋まっていることが分かり、竹島の価値は相対的に上がった。
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1978年の竹島を巡る問題①
第一に、この時期に海洋をめぐる国際法の枠組みが大きく変化したことである。1973年から1982年までの長期にわたって開催された第3次国連海洋法会議は国連海洋法条約を採択した。この条約では距岸12海里までの領海と距岸200海里までの排他的経済水域の設定が認められた。
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1978年の竹島を巡る問題②
第二に、竹島の経済価値が上昇していたことである。戦後、島根県は竹島での採介藻漁業をアシカ漁業の免許を受けた者に対して許可し、戦後は1953年6月にワカメ、イワノリ、テングサ、アワビ、サザエ、ナマコ、タコ、ウニを対象とした第一種共同漁業権を隠岐島漁業共同合同連合会に許可し同月10日にはアシカ漁業を隠岐在住の漁業者に許可した。
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参考文献
藤井賢二(2018)「竹島問題の起源」ミネルヴァ書房
竹島問題を会話形式でわかりやすく解説! ~竹島は日本と韓国どちらの領土なのか~ omosirorekishi.com/20/18/post-420/