再生可能エネルギー3
出典: Jinkawiki
2019年1月19日 (土) 20:20の版 Daijiten2014 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
最新版 Daijiten2014 (ノート | 投稿記録) (再生可能エネルギー を 再生可能エネルギー3 へ移動) |
||
1 行 | 1 行 | ||
== '''再生可能エネルギー''' == | == '''再生可能エネルギー''' == | ||
再生可能エネルギーとは従来利用してきた有限のエネルギーのことではなく、自然界に恒常的に存在するエネルギーのことである。「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO₂を排出しない」の三点が大きな特徴となっている。 | 再生可能エネルギーとは従来利用してきた有限のエネルギーのことではなく、自然界に恒常的に存在するエネルギーのことである。「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO₂を排出しない」の三点が大きな特徴となっている。 | ||
+ | |||
== '''様々な再生可能エネルギー''' == | == '''様々な再生可能エネルギー''' == | ||
- | 流水 設備設置時に環境に与える影響が小さく、ダム等で貯めておくことができる点が魅力的である | + | 【流水】設備設置時に環境に与える影響が小さく、ダム等で貯めておくことができる点が魅力的である【風力】風を利用するので、恒常的に風の供給が見込める地域であれば安価かつ安定して活用できる。設置時や設置後の生態系への配慮が不可欠である。【潮力】汚染の心配が少なく、環境に優しい発電方法だが、設備を大きく設置する必要があり、またその設備を維持することにも細心の注意を払う必要がある。【波力】波の力を利用する発電方法で、状況により差はあるものの、エネルギー効率が良い発電方法である。【太陽光】太陽光を利用して、エネルギーを作り出す仕組み。太陽の当たる場所であればどこでも活用できるという利点がある一方、悪天候や夜間は活用できないという課題もある。 |
- | 風力 風を利用するので、恒常的に風の供給が見込める地域であれば安価かつ安定して活用できる。設置時や設置後の生態系への配慮が不可欠である。 | + | |
- | 潮力 汚染の心配が少なく、環境に優しい発電方法だが、設備を大きく設置する必要があり、またその設備を維持することにも細心の注意を払う必要がある。 | + | |
- | 波力 波の力を利用する発電方法で、状況により差はあるものの、エネルギー効率が良い発電方法である。 | + | |
- | 太陽光 太陽光を利用して、エネルギーを作り出す仕組み。 太陽の当たる場所であればどこでも活用できるという利点がある一方、悪天候や夜間は活用できないという課題も ある。 | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
== '''良い点''' == | == '''良い点''' == | ||
16 行 | 10 行 | ||
したがって人的コストや物質的コストなど、様々なコストを削減することが可能となる。 | したがって人的コストや物質的コストなど、様々なコストを削減することが可能となる。 | ||
人の手に頼らず、恒久的に活用することができる。 | 人の手に頼らず、恒久的に活用することができる。 | ||
+ | |||
== '''悪い点''' == | == '''悪い点''' == | ||
21 行 | 16 行 | ||
利用の歴史が浅いので、今後どのような問題が発生するか分からない。 | 利用の歴史が浅いので、今後どのような問題が発生するか分からない。 | ||
既存産業への影響が未知数。 | 既存産業への影響が未知数。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | 良い点と悪い点のどちらにもいえることだが、やはり利用期間の短さ故のデータの少なさは否めない。しかし、有限資源を用いてのエネルギー開発にはやはり限度があるので今後も細心の注意を払いながら試行錯誤していくことが求められるだろう。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | 参考文献 | ||
+ | |||
+ | 白井信雄(2018)「再生可能エネルギーによる地域づくり~自立共生社会への転換の道行き」環境新聞社 | ||
+ | |||
+ | 山家公雄(2013)「再生可能のエネルギーの真実」エネルギーフォーラム | ||
+ | https://www.kepco.co.jp/siteinfo/faq/new_energy/9098953_10603.html |
最新版
目次 |
再生可能エネルギー
再生可能エネルギーとは従来利用してきた有限のエネルギーのことではなく、自然界に恒常的に存在するエネルギーのことである。「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO₂を排出しない」の三点が大きな特徴となっている。
様々な再生可能エネルギー
【流水】設備設置時に環境に与える影響が小さく、ダム等で貯めておくことができる点が魅力的である【風力】風を利用するので、恒常的に風の供給が見込める地域であれば安価かつ安定して活用できる。設置時や設置後の生態系への配慮が不可欠である。【潮力】汚染の心配が少なく、環境に優しい発電方法だが、設備を大きく設置する必要があり、またその設備を維持することにも細心の注意を払う必要がある。【波力】波の力を利用する発電方法で、状況により差はあるものの、エネルギー効率が良い発電方法である。【太陽光】太陽光を利用して、エネルギーを作り出す仕組み。太陽の当たる場所であればどこでも活用できるという利点がある一方、悪天候や夜間は活用できないという課題もある。
良い点
環境に優しいものが多い。 したがって人的コストや物質的コストなど、様々なコストを削減することが可能となる。 人の手に頼らず、恒久的に活用することができる。
悪い点
地域や天候に左右される面が大きく、安定性に欠ける。 利用の歴史が浅いので、今後どのような問題が発生するか分からない。 既存産業への影響が未知数。
良い点と悪い点のどちらにもいえることだが、やはり利用期間の短さ故のデータの少なさは否めない。しかし、有限資源を用いてのエネルギー開発にはやはり限度があるので今後も細心の注意を払いながら試行錯誤していくことが求められるだろう。
参考文献
白井信雄(2018)「再生可能エネルギーによる地域づくり~自立共生社会への転換の道行き」環境新聞社
山家公雄(2013)「再生可能のエネルギーの真実」エネルギーフォーラム https://www.kepco.co.jp/siteinfo/faq/new_energy/9098953_10603.html