SARS

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2020年1月31日 (金) 17:30の版
Daijiten2014 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
最新版
Daijiten2014 (ノート | 投稿記録)

29 行 29 行
http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/QA/QAver2G002.html http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/QA/QAver2G002.html
-厚生労働省 関西空港検疫所+重症急性呼吸器症候群(SARS)関連情報
-https://www.forth.go.jp/keneki/kanku/disease/dis03_07ser.html+https://www.city.hiroshima.med.or.jp/hma/archive/sars-win.html
H.I H.I

最新版

SARSとは


中国南部の広東省を起源とした重症な非定型性肺炎の世界的規模の集団発生が重症急性呼吸器症候群(SARS: severe acute respiratory syndrome)の呼称で報告され、これが新型のコロナウイルスが原因であることが突き止められた。前回の集団発生は32の国にわたり8000人を超える症例が報告された。


病原体


コロナウイルス科ヒトコロナウイルスは重症化の報告はほとんどなかったSARSコロナウイルスにより引き起こされた全身性の感染症である。感染性のある飛沫への曝露を伴う密接なヒト−ヒトの接触で伝播していると考えられヒトで感染源となるのは有症者だけで、現在までのところ発症前の患者が感染源となったという報告は確認されていない。


臨床症状


潜伏期は2~10日であるがより長い潜伏期の報告もある。SARSの自然経過としては、発 病第1週に発熱、悪寒戦慄、筋肉痛などを発症する。発熱歴が最も頻繁に報告されるが、初期の検温ではみられないこともありうる。発病第2週には非定型肺炎へ進行し、呼吸困難がみられる。下痢は発病第1 週にもみられるが、一般的には第2週目により多く報告されている。発症者の80%はその後軽快するが、急速に呼吸促迫と酸素飽和度の低下が進行しARDSへ進行し死亡するケースもある。


治療・予防


有効的な治療はまだ確立されていない。肺病変が進行する場合は、酸素投与や人工呼吸器などによる患者管理が必要となる。 患者の早期検知と即時隔離以外には有効な予防措置は無い。手洗いうがい、マスク着用、人混みを避けるなどがあげられる。


参考文献

IDS infectious Disease Surveillance Center http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/QA/QAver2G002.html

重症急性呼吸器症候群(SARS)関連情報 https://www.city.hiroshima.med.or.jp/hma/archive/sars-win.html

H.I


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成