外国人学校3
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外国人学校とは主に外国籍の子供を対象に独自のカリキュラムを編んで運営している学校である。 「外国人学校」という名称は法令などで使われるような正式名称ではない。この名称は特定の学校を指す名称というよりも、日本の教育制度の在り方に応じて作られた暫定的なカテゴリーだと考えたほうがよい。
目次 |
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系統
外国人学校には「民族学校」と「国際学校」の二つの系統がある。 一つにそれぞれの国や地域、民族などの教育を中心とした学校群がある(アメリカ人学校、イギリス人学校、朝鮮人学校等)。これらは同じ民族的出自の人が学んでおりこれを民族学校と呼ぶ。 また逆に特定の国や地域、民族にとらわれない「インターナショナル・スクール」と呼ばれる学校群がある。これを国際学校と呼ぶ。
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位置づけ
外国人学校は「各種学校」という位置づけになっている。日本の公立学校や私立学校は一条校と呼ばれ、各種学校は学校教育法の134条に「第一条掲げるもの以外のもので、学校教育に類する教育を行うものは各種学校とする」と定められている。
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進路
日本は外国人学校の卒業生には日本の大学入学試験の受験資格を与えている。しかし外国人学校の生徒の多くは移民者であるための語学力を生かして海外への進学、就職をめざす人も多くいる。
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参考文献
額賀美沙子 芝野淳一 三浦綾希子編 「移民から教育を考える」