LGBT8
出典: Jinkawiki
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概要
LGBTとは、レズビアン(性自認が女性の同性愛者)、ゲイ(性自認が男性の同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(主に身体的な性別と性自認が一致しない人)、の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称の一つである。日本におけるLGBTの割合は人口の8.9%であるとされている。 性は身体の性、性自認(心の性)、性的指向(好きになる性)の3点で考えられ、それぞれがグラデーションで表される。 また、近年ではLGBTという言葉で表される性に加え、名前の付いていない性やそれ以外の性を加えた言葉として「LGBTQ」「LGBTIA」「LGBTs」のような単語が使われるようになっている。
日本のLGBTへの取り組み
日本では、2015年に渋谷区議会にて同性カップルに対し結婚に準ずる関係を認める「パートナーシップ証明」の発行が可決されたことを皮切りに、現在34の自治体で制度が設けられている。それらのほとんどは法的拘束力を持たないが、渋谷区、中野区で発行される証明書は法的効力が認められている。 また、2017年には日本経済団体連合会によって企業のLGBTへの取り組みの調査がなされ、90%以上の企業がLGBTへの取り組みの必要性を認識しており、実際に何らかの取り組みを実施している企業は約40%、未だ検討中の企業は30%以上という結果が出た。このことから、日本でのLGBTの認識自体は広がっているが、実際に取り組まれるまでには至っていないことがうかがえる。
世界のLGBTへの取り組み
現在同性婚が認められている国は28ヵ国であり、登録パートナーシップを持つ国は23ヵ国である。アイスランドでは、同性婚を法的に成立させ、同性カップルには人工授精を行える権利を承認されており、LGBTにとって生活しやすい環境になっている。 オランダも同性婚が認められており、相続や社会保障などの法的な権利も与えられている寛容な国で、同棲カップルの養子縁組までもが承認されている。
参考サイト
LGBTとは | 東京レインボープライド https://tokyorainbowpride.com/lgbt/
同性パートナーシップ制度がある、日本の自治体一覧【2020年最新版】https://lez-catch.com/japan1
知っておくべきLGBTの基礎知識!日本での現状や海外の制度 https://www.weddingpark.net/magazine/97/
ダイバーシティ・インクルージョン社会 の実現に向けて【概要】http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/039_gaiyo.pdf
世界の同性婚 http://emajapan.org/promssm/world
LGBTとは?日本や世界での割合、日本の現状やLGBTの有名人! https://minnkane.com/news/6007#lgbt
参考文献
はたちさこ・藤井ひろみ・桂木祥子「LGBTサポートブック:学校・病院で必ず役に立つ」(保育社 2016)
ハンドルネーム ぱる