ストレス

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2008年10月30日 (木) 21:50の版
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普段から運動をしている人は、血液の流れもよくなり、また食事で摂った抗酸化物の働きを助け全身に送り込むという利点もある。 普段から運動をしている人は、血液の流れもよくなり、また食事で摂った抗酸化物の働きを助け全身に送り込むという利点もある。
-参考 
-心理学辞典 2007 中島義明 安藤清志 子安増生 坂野雄二 繁桝算男 立花政夫 箱田裕司 有斐閣 
-ストレスと食事+== 参考文献&URL ==
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 +中島義明 安藤清志 子安増生 坂野雄二 繁桝算男 立花政夫 箱田裕司 『心理学辞典』 2007 有斐閣
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 +『ストレスと食事』
http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/STLESS.HTML http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/STLESS.HTML

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目次

概要

ストレスとは

 心身の適応能力に課せられる要求(demand)、およびその要求によって引き起こされる心身の緊張状態を包括的に表す概念である。前者をストレッサー(stressor)、後者をストレス反応(stress response)またはストレイン(strain)とよぶことが多い。

体の反応

 精神的な緊張が続くとよく「胃が痛くなる」と言うが、ストレスが起こると体はそれに対する様々な応答反応を示す。  ストレスが原因で胃や十二指腸の潰瘍・高血圧・頭痛・肩こり・めまいなどといった症状として現れたり、体の免疫力が低下して感染抵抗力が衰えるために、風邪をひきやすくなったりする。 命に関わるような脳梗塞や脳内出血・心筋梗塞などもストレスが原因で活性酸素によって血管を痛めたり血液の流れを悪くしてしまうためにおこるとも言われ、最近では糖尿病・肥満もストレスが原因となっておこることが多いという。  ストレスによって何故このようなことが起こるのか。実際には体はストレスという敵に対して対抗しようという仕組みが働いている。  ストレスによって体のおこす応答反応には、自律神経系のものと下垂体・副腎皮質系という内分泌系(ホルモン)の働きによって起こるものがあると言われているが、ストレスがかかると自律神経の交感神経の中に貯えられているカテコールアミンという物質が放たれる。 カテコールアミンはストレスと深く関係するホルモン。  たとえば血管はストレスを受けると、カテコールアミンによって収縮する。すると今度はそれを押さえようとして副交感神経にあるアセチルコリンが放出し血管を開くように働く。  これが繰り返されると細い血管が傷つけられたり、血液の流れが悪くなったり、活性酸素によって細胞が傷つけられたりということがおこり、胃潰瘍や心筋梗塞などの原因になる。

ストレス対策

十分な睡眠と休養

ストレスを解消するためには十分な睡眠は勿論リラックスできる時間を持つことが大切である。 例:入浴(半身浴や温泉浴などが効果的)・音楽鑑賞・アロマテラピーなど。


リラックスできる運動(有酸素運動)

 体を動かすこと自体ストレスの解消になりますが 激しい運動のし過ぎはかえってストレスを生み、活性酸素を体内に増やしてしまうので注意が必要。 全身を使って毎日できる運動で軽く汗をかく程度の有酸素運動が効果的といわれる。 普段から運動をしている人は、血液の流れもよくなり、また食事で摂った抗酸化物の働きを助け全身に送り込むという利点もある。


参考文献&URL

中島義明 安藤清志 子安増生 坂野雄二 繁桝算男 立花政夫 箱田裕司 『心理学辞典』 2007 有斐閣

『ストレスと食事』 http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/STLESS.HTML


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