クロスカントリースキー

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2009年8月6日 (木) 20:57の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

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スキーは北欧地方で狩り用の履物として、生活の手段に紀元前から使われ、平地の多い北欧で発達した。ノルウェーのレエティの岩には、現在のスキー板に近いものを履いている狩人の絵が彫られていて、およそ4500年前のものといわれている。その後、スキーは戦争に利用され、すでに850年頃のノルウェー北部の戦争には、スキー部隊が登場している。 スキーは北欧地方で狩り用の履物として、生活の手段に紀元前から使われ、平地の多い北欧で発達した。ノルウェーのレエティの岩には、現在のスキー板に近いものを履いている狩人の絵が彫られていて、およそ4500年前のものといわれている。その後、スキーは戦争に利用され、すでに850年頃のノルウェー北部の戦争には、スキー部隊が登場している。
スポーツとしての最初のスキー競技は、ノルウェーのテレマーク地方に発生した。1800年代にはこの地方の子供たちは、スラロームやジャンプをして遊んでいて、今でもテレマークという地名は回転の名前に用いられており、スキージャンプ競技の着地の姿勢でも有名である。 スポーツとしての最初のスキー競技は、ノルウェーのテレマーク地方に発生した。1800年代にはこの地方の子供たちは、スラロームやジャンプをして遊んでいて、今でもテレマークという地名は回転の名前に用いられており、スキージャンプ競技の着地の姿勢でも有名である。
-特にクロスカントリースキーは、スキーの中で最も歴史が長い。北欧では人気が高く、子供からお年寄りまで気軽に楽しめるウインタースポーツとして定着している。+特にクロスカントリースキーは、スキーの中で最も歴史が長い。北欧三国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)などではでは人気が高く、子供からお年寄りまで気軽に楽しめるウインタースポーツとして定着している。
クロスカントリースキーを大別すると、大衆クロスカントリースキー (歩くスキー・スキーマラソン)競技クロスカントリースキーに分けられる。 クロスカントリースキーを大別すると、大衆クロスカントリースキー (歩くスキー・スキーマラソン)競技クロスカントリースキーに分けられる。
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-大衆クロスカントリースキーは、大人から子供まで誰でもができ、雪の野山や森を歩いたり走ったりして、滑歩及び滑走を楽しむスキーで、大自然に抱かれて自 然と一体となりながら行う全身スポーツである。大衆クロスカントリースキーで、徐々に技術を身につけ上達した人々は、スキーマラソン競技に挑戦することと なる。 +大衆クロスカントリースキーは、大人から子供まで誰でもができ、雪の野山や森を歩いたり走ったりして、滑歩及び滑走を楽しむスキーで、大自然に抱かれて自 然と一体となりながら行う全身スポーツである。大衆クロスカントリースキーで、徐々に技術を身につけ上達した人々は、スキーマラソン競技に挑戦することとなる。
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競技用具規程は、スキー板は競技者の身長よりマイナス10Cmまで、それ以外制限はない。スキー板幅は最低40mmから最大47mmまで。スキー板の厚さは最低20mmから最大35mmまで、両方の板は同形状であること。尖端の湾曲はクラシカル5Cm、フリー3Cm以上。テール湾曲は3Cm以下とする。重量は750グラム以上あること。ビンデングは材料及び製法に制限なし。靴は材料及び製法に制限なし。ポールの長さは競技者の腰より身長までとし、材料・製法及び重量に制限なし。 競技用具規程は、スキー板は競技者の身長よりマイナス10Cmまで、それ以外制限はない。スキー板幅は最低40mmから最大47mmまで。スキー板の厚さは最低20mmから最大35mmまで、両方の板は同形状であること。尖端の湾曲はクラシカル5Cm、フリー3Cm以上。テール湾曲は3Cm以下とする。重量は750グラム以上あること。ビンデングは材料及び製法に制限なし。靴は材料及び製法に制限なし。ポールの長さは競技者の腰より身長までとし、材料・製法及び重量に制限なし。
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 +== ローラースキー ==
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 +クロスカントリースキーに最も近い状況でトレーニングできるのがローラースキーである。ローラースキーは、 夏場のスキー練習に欠かせないトレーニング方法である。夏場は南半球にでも行かない限り、雪の上で練習をすることができない。そこで、棒の先端と後端にローラーがついたローラースキーを利用し、擬似的に練習を行うためのものがローラースキーである。ローラースキーにも、通常のクロスカントリースキーと同様に、クラシカル用とスケーティング用とがある。夏場の雪のない時期には、ローラースキーの大会が数多く開催されている。
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[http://www.joc.or.jp/ 財団法人日本オリンピック委員会] [http://www.joc.or.jp/ 財団法人日本オリンピック委員会]
[http://www.skio.jp/www/wso/wso.html 日本スキーオリエンテーリング研究会] [http://www.skio.jp/www/wso/wso.html 日本スキーオリエンテーリング研究会]

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目次

概要

スキーをはいて雪の積もった田野や丘陵をかけ所要時間を競うスポーツ。クロスカントリー。 スキーは北欧地方で狩り用の履物として、生活の手段に紀元前から使われ、平地の多い北欧で発達した。ノルウェーのレエティの岩には、現在のスキー板に近いものを履いている狩人の絵が彫られていて、およそ4500年前のものといわれている。その後、スキーは戦争に利用され、すでに850年頃のノルウェー北部の戦争には、スキー部隊が登場している。 スポーツとしての最初のスキー競技は、ノルウェーのテレマーク地方に発生した。1800年代にはこの地方の子供たちは、スラロームやジャンプをして遊んでいて、今でもテレマークという地名は回転の名前に用いられており、スキージャンプ競技の着地の姿勢でも有名である。 特にクロスカントリースキーは、スキーの中で最も歴史が長い。北欧三国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)などではでは人気が高く、子供からお年寄りまで気軽に楽しめるウインタースポーツとして定着している。 クロスカントリースキーを大別すると、大衆クロスカントリースキー (歩くスキー・スキーマラソン)競技クロスカントリースキーに分けられる。


大衆クロスカントリースキー

大衆クロスカントリースキーは、大人から子供まで誰でもができ、雪の野山や森を歩いたり走ったりして、滑歩及び滑走を楽しむスキーで、大自然に抱かれて自 然と一体となりながら行う全身スポーツである。大衆クロスカントリースキーで、徐々に技術を身につけ上達した人々は、スキーマラソン競技に挑戦することとなる。


競技クロスカントリースキー

競技クロスカントリースキーは、クロスカントリー競技は、のぼり、下り、平地が含まれる地形を利用して作られたコースの中で見えないライバルを相手にス ピードと持久力を競う競技である。オリンピック・世界選手権・ワールドカップ及び国内競技大会において、100分の1秒を争い、最後は写真判定に持ち込み、順位の優劣を決める競技である。

競技参加資格は、国際スキー連盟及び全日本スキー連盟に競技者登録を行った選手が参加できる。 競技種目は、800m~1400mの短い距離で争うスプリントから、距離50Km種目まであり、オリンピック・世界選手権及び全日本選手権では、男子6女子6種目行われている。  走法は、クラシカルテクニックとフリーテクニックの二つの走法がある。クラシカル走法は体を前傾し、足を前後に開き後方の足でキックし、ポールで押して滑走する。フリー走法は体を前傾し、足を斜め前方左右に開きスケーティングを行うと同時にポールで押し滑走する。

競技方法は、個人競技及び団体競技(チームスプリント、リレー)がある。 スタート方法は、30秒、15秒間隔でスタートするのと、マス(一斉)スタート及びウエーブスタートがある。 競技用具規程は、スキー板は競技者の身長よりマイナス10Cmまで、それ以外制限はない。スキー板幅は最低40mmから最大47mmまで。スキー板の厚さは最低20mmから最大35mmまで、両方の板は同形状であること。尖端の湾曲はクラシカル5Cm、フリー3Cm以上。テール湾曲は3Cm以下とする。重量は750グラム以上あること。ビンデングは材料及び製法に制限なし。靴は材料及び製法に制限なし。ポールの長さは競技者の腰より身長までとし、材料・製法及び重量に制限なし。


ローラースキー

クロスカントリースキーに最も近い状況でトレーニングできるのがローラースキーである。ローラースキーは、 夏場のスキー練習に欠かせないトレーニング方法である。夏場は南半球にでも行かない限り、雪の上で練習をすることができない。そこで、棒の先端と後端にローラーがついたローラースキーを利用し、擬似的に練習を行うためのものがローラースキーである。ローラースキーにも、通常のクロスカントリースキーと同様に、クラシカル用とスケーティング用とがある。夏場の雪のない時期には、ローラースキーの大会が数多く開催されている。

  財団法人日本オリンピック委員会 日本スキーオリエンテーリング研究会 京都大学スキー部HP 財団法人北海道スキー連盟

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