ネッシー

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== 歴史 == == 歴史 ==
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ネッシーの存在を肯定する学者の意見に移りたいと思う。ここで一つ、ネッシーの正体を考察する上で重要な目撃例をあげよう。1933年7月22日、ジョージ・スパイサー夫妻は休暇を楽しんで、ロンドンへ帰る途中だった。四時頃、夫妻はフォート・ウィリアムへ通ずる南道を車で走っていた。その時、200メートルほど前方に黒っぽい木の幹のような物体が道路を横断する形で道をふさいでいるのを見た。クネクネと蛇腹のように曲がる長い首とふとい胴体があり、高さは1.5メートルほどであった。その物体はうねるように道路を横切っていったが、車は坂をのぼる途中だったので、脚があるかどうかは分からなかったという。その物体はプレシオサウルスのような直立歩行ではなく、蛇のように腹を引きずりながら歩いていたことになる。坂の上に達した頃には、その物体は茂みに消えていた。後に、夫妻の描写に基づいて絵が描かれたが、それはまさにスパイサーが言う「長い首がついた巨大カタツムリ」であった。陸上でネッシーを目撃したという報告は他にもある。陸上で怪物を見たことがあるという人物も存在する。体長は約6メートルで、体の前の方に短い丸っこい二本の足があった。また、巨大なボディで、森から出てくる時の動きは芋虫そっくりだったという。この2つの事例で目撃された謎の生物の正体として、まず、爬虫類や哺乳類ではあり得ない。陸上に上がらない魚類でもない。可能性があるのは無脊椎動物である。実は、この謎の生物とそっくり同じ生物が古生物図鑑に出てくる。それが2億8千万年前に絶滅したというタリモンストラムグレガリウムだ。タリモンストラム・グレガリウムの化石は、アメリカイリノイ州のメゾンクリーク層で石灰岩の塊の中から大量に発見されている。一説には軟体動物ではないかと言われるが、分類学的にどこに属するのかはっきりしていない。この生物は淡水と海水が交わる河口付近に群れを作って生息し、尾の力で推進する構造をもつ原子的な生物だったという。この生物がネッシーの正体であれば、多くの仮説がネッシーの存在を裏付けることになる ネッシーの存在を肯定する学者の意見に移りたいと思う。ここで一つ、ネッシーの正体を考察する上で重要な目撃例をあげよう。1933年7月22日、ジョージ・スパイサー夫妻は休暇を楽しんで、ロンドンへ帰る途中だった。四時頃、夫妻はフォート・ウィリアムへ通ずる南道を車で走っていた。その時、200メートルほど前方に黒っぽい木の幹のような物体が道路を横断する形で道をふさいでいるのを見た。クネクネと蛇腹のように曲がる長い首とふとい胴体があり、高さは1.5メートルほどであった。その物体はうねるように道路を横切っていったが、車は坂をのぼる途中だったので、脚があるかどうかは分からなかったという。その物体はプレシオサウルスのような直立歩行ではなく、蛇のように腹を引きずりながら歩いていたことになる。坂の上に達した頃には、その物体は茂みに消えていた。後に、夫妻の描写に基づいて絵が描かれたが、それはまさにスパイサーが言う「長い首がついた巨大カタツムリ」であった。陸上でネッシーを目撃したという報告は他にもある。陸上で怪物を見たことがあるという人物も存在する。体長は約6メートルで、体の前の方に短い丸っこい二本の足があった。また、巨大なボディで、森から出てくる時の動きは芋虫そっくりだったという。この2つの事例で目撃された謎の生物の正体として、まず、爬虫類や哺乳類ではあり得ない。陸上に上がらない魚類でもない。可能性があるのは無脊椎動物である。実は、この謎の生物とそっくり同じ生物が古生物図鑑に出てくる。それが2億8千万年前に絶滅したというタリモンストラムグレガリウムだ。タリモンストラム・グレガリウムの化石は、アメリカイリノイ州のメゾンクリーク層で石灰岩の塊の中から大量に発見されている。一説には軟体動物ではないかと言われるが、分類学的にどこに属するのかはっきりしていない。この生物は淡水と海水が交わる河口付近に群れを作って生息し、尾の力で推進する構造をもつ原子的な生物だったという。この生物がネッシーの正体であれば、多くの仮説がネッシーの存在を裏付けることになる
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 +参考文献
 + ネス湖の巨大生物
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歴史

ネッシーの最も古い歴史は紀元565年の聖コロンバ伝の中に記述されている。今から約1500年ほど前である。その記述によると当時、ネス湖では漁が盛んであり、その日も村の若者が漁をしていたという。しかし、突如水中から現れた怪獣にその若者は食い殺されてしまった。その現場に居合わせた修道士コロンバは十字架を空に掲げ、ネッシーに向かって湖底に去るように命じた。怪獣はその命令に従うように湖底に去っていったという。以上が聖コロンバ伝の内容だ。キリスト教にありがちな物語であるが、何かしらの事件がモデルになっていると考えられる。また、ネッシーの目撃談は20世紀に入ってから急増する。現在、ネス湖の西岸を走る国道82号が開通したことがそのきっかけである。ネス湖というのはかなりの山奥に位置し、地元の人間くらいしか、足を踏み入れない場所であった。しかし、この国道の開通で多くの人々がネス湖を訪れるようになった。1933年に2回の目撃例、そしてネッシー史上初の写真が撮影された。水面を動く怪獣の姿が撮影されていた。その後、1951年に観光客が3つのこぶを撮影。1955年にはネス湖畔に建つアーカード城を横切る影を撮影。1960年、ネッシーの動画の撮影に成功。専門家の見解により、ネス湖に何かしらの巨大生物が住んでいることを発表した。1973年、現東京都知事の石原伸太郎氏がネス湖怪獣探索隊を率いてネス湖を訪れた。ここでは芳しい結果を得ることはできなかったが、日本でもネッシーの知名度があがったきっかけとなった。1987年、20隻のクルーザーボートを横一列に並べながら湖底をスキャンする「ディープスキャン作戦」が実行された。この調査でも成果を得ることはできなかったが、ネッシーの名を世に知らしめるには十分なものであった。1999年、ネス湖の24時間監視カメラにネッシーの首らしきものが映し出された。2001年、プロのカメラマンによってネッシーの首を撮影。2002年にはネッシーの写真が連続撮影された。ここまでがネッシーの主な目撃例である。また、ネッシーの最も有名な写真として外科医の写真がある。この写真の偽造が明らかになると、多くの専門家がネッシーの存在を否定した。ここからネッシーの存在の肯定派と否定派の論争が始まるのだ。

ネッシー存在の問題点

・水温の低いネス湖では爬虫類は生きられない。(ネス湖の年平均水温は5.5℃)  ・海生生物が淡水で生きられるか(プレシオサウルスは海生生物)  ・首長竜は卵生だがネッシーの卵は発見されていない(1万件もある報告でも卵に関するものは無い)  ・ネス湖は誕生してからまだ1万年しか経っていない。ネス湖に首長竜が入り込んだならネス湖の誕生が中生代  (約2億5000万年前~6500万年前)にさかのぼらなくてはならないのに。 ・ ネッシーのような大型生物が生息するには最低でも25体以上の個体数が必要である。 ・ ネス湖に生息する大うなぎの誤認である。 などの意見がある。確かに、目撃されてから1500年以上の歴史が存在するにしてはあまりに目撃数が少ない。そして死体なども一切見つかっていない。また、恐竜時代とネス湖の歴史が一致しないことも大きな要因である。

肯定意見

ネッシーの存在を肯定する学者の意見に移りたいと思う。ここで一つ、ネッシーの正体を考察する上で重要な目撃例をあげよう。1933年7月22日、ジョージ・スパイサー夫妻は休暇を楽しんで、ロンドンへ帰る途中だった。四時頃、夫妻はフォート・ウィリアムへ通ずる南道を車で走っていた。その時、200メートルほど前方に黒っぽい木の幹のような物体が道路を横断する形で道をふさいでいるのを見た。クネクネと蛇腹のように曲がる長い首とふとい胴体があり、高さは1.5メートルほどであった。その物体はうねるように道路を横切っていったが、車は坂をのぼる途中だったので、脚があるかどうかは分からなかったという。その物体はプレシオサウルスのような直立歩行ではなく、蛇のように腹を引きずりながら歩いていたことになる。坂の上に達した頃には、その物体は茂みに消えていた。後に、夫妻の描写に基づいて絵が描かれたが、それはまさにスパイサーが言う「長い首がついた巨大カタツムリ」であった。陸上でネッシーを目撃したという報告は他にもある。陸上で怪物を見たことがあるという人物も存在する。体長は約6メートルで、体の前の方に短い丸っこい二本の足があった。また、巨大なボディで、森から出てくる時の動きは芋虫そっくりだったという。この2つの事例で目撃された謎の生物の正体として、まず、爬虫類や哺乳類ではあり得ない。陸上に上がらない魚類でもない。可能性があるのは無脊椎動物である。実は、この謎の生物とそっくり同じ生物が古生物図鑑に出てくる。それが2億8千万年前に絶滅したというタリモンストラムグレガリウムだ。タリモンストラム・グレガリウムの化石は、アメリカイリノイ州のメゾンクリーク層で石灰岩の塊の中から大量に発見されている。一説には軟体動物ではないかと言われるが、分類学的にどこに属するのかはっきりしていない。この生物は淡水と海水が交わる河口付近に群れを作って生息し、尾の力で推進する構造をもつ原子的な生物だったという。この生物がネッシーの正体であれば、多くの仮説がネッシーの存在を裏付けることになる

参考文献  ネス湖の巨大生物 (kuma)


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