教育サポーター制度
出典: Jinkawiki
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教育サポーター制度とは地域の人々、学校や社会教育施設等の教育関係機関、教育委員会などが連携して教育サポーター(知識や経験、技術などを活かし、学校の授業・活動の講師や社会教育施設の学級・講座の講師などとして学習支援を行う人)に関する取り組みを進めることにより、地域人材の発掘、人々の地域活動の活発化や活動内容の高度化、活動の場の創出等を図り、地域の教育力の向上や生涯学習の推進を試みる制度である。
2008年度からいくつかのモデル地域を選定して文部科学省により支援措置が始められた。 地方を始めとして地域社会の人々に学校教育への参加を求める動きが広く見られるようになってきている中での、地域社会と学校支援に関連する文部科学省の諸施策の一つである。
教育サポーター制度の特徴としては
・教育サポーターの研修・認証・登録による一定水準の人材の確保。 ・コーディネート機能の活用による教育サポーターと受入側の的確なマッチングの実施。
が挙げられている。
教育サポーターの具体的な活動の場や内容としては制度の標準的なモデルとして、学習支援活動を前提とした学校や社会教育施設などの教育関係機関が中心的に想定されている。各地において取り組まれる際には、この標準モデルを参考に、各関係部局や民間企業、各種団体等とも連携を図り、多様な活動の場を開発していくことが重要であるとされている。
既に類似の人材登録制度を導入している地域や、学校ボランティアとの連携を図っている地域なども存在するが、そういった地域では、新たに教育サポーター制度を創設するのではなく、登録者の「教育サポーター」としての認証や研修を行う等、既存の事業に取り入れることによって地域の実情に則した「教育サポーター制度」として展開することを文部科学省は推奨している。
参考・出典
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/__icsFiles/afieldfile/2008/12/24/080708.pdf