エスペラント12

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2011年8月9日 (火) 22:13の版
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1880年代、ラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフによって創始された、世界に約100万人程の使用者はいるとされている人工言語である。言語の違いによるコミュニケーション上の困難や言語の力の差異によって、社会的差別が生じているという状況を克服するべく、あらゆる人々が人工語を作り上げようとした。現在、エスペラントのウィキペディアまでも存在するほど有力な言語となっている。

規則として、例外というものがないのが特徴で、ひとつの文字にひとつの発音であり、アクセントは後ろから二番目の音節が原則とされている。A~Zのなかの母音はそのままで、子音はオーという音を添えて文字名称としている。

はじめ、エスペランティスト同士は文通、あるいは雑誌『La Esperantisto』(1889年から1895年まで発行)でしかエスペラントでの交流の場がなかったが、やがてエスペラント関係の雑誌が発行されるようになってからは東ヨーロッパのみならず、西ヨーロッパやアメリカ、アジア諸国にもエスペラントは広まっていった。1905年以降、ほぼ毎年エスペラント大会というものが開かれており、世界エスペラント協会(UEA)の主催のもと、大会テーマに沿って討論、講演が行われたり、豊富な娯楽・芸術的公演(クラシックやコンサート、演劇、舞踏会など)が行われたりして、エスペラントを広める運動を促進する。

参考 ウィキペディアフリー大辞典[1] ウィキペディアフリー大辞典[2]


  人間科学大事典

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