メタンハイドレート２
出典: Jinkawiki
（版間での差分）
| 2012年8月11日 (土) 06:00の版 Daijiten2009 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
最新版 Daijiten2009 (ノート | 投稿記録) |
最新版
目次 |
[編集]
メタンハイドレート
メタンハイドレートは、メタンなどの天然ガスが水と結合して水和物となってできた、固体の結晶のこと。低温かつ高圧の条件下で、水分子は立体の網状構造を作り、内部の隙間にメタン分子が入り込み氷状の結晶になっている。メタンは、石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギー源であるとされるが、メタンハイドレートについては現時点では商業化されていない。化石燃料の一種であるため、再生可能エネルギーには含まれない。
[編集]
問題点
メタンハイドレートはメタンガスと水で構成されるが、本来メタンガスというのは二酸化炭素と同様、温暖化ガスである。温暖化ガスであるメタンガスが、仮に気体のまま空気中に散布されてしまった場合、地球温暖化に影響が出てくるのではないかと懸念されている。
[編集]
日本とメタンハイドレート
メタンハイドレートは特に資源のない日本にとっては非常に価値があります。メタンハイドレートは一般に海溝に向かう陸棚斜面に発達しているために、日本列島はメタンハイドレートについては恵まれた地形であるといえる。
[編集]
