インドの男尊女卑
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2013年7月22日 (月) 21:24の版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) (→参考URL) ← 前の差分へ |
最新版 Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録) (→参考URL) |
||
27 行 | 27 行 | ||
== 参考URL == | == 参考URL == | ||
- | [http://dontena.doorblog.jp/archives/24925488.html【インド】多発するレイプ事件 その背景には「男女比」? | + | [http://dontena.doorblog.jp/archives/24925488.html 【インド】多発するレイプ事件 その背景には男女比?] |
- | ] | + | |
ブリタニカ国際大百科事典 | ブリタニカ国際大百科事典 |
最新版
目次 |
[編集]
男尊女卑とは
男性を尊重し、女性を男性に従うものとして軽視すること。
また、そのような考え方や風習のこと。
現在でも男尊女卑の考えが根強く残る国はインド以外にも
イラン、パキスタン、バングラディシュ、ネパール、韓国などがある。
[編集]
ダヘーズ
ダヘーズというのは花嫁による結婚持参金制度のことである。
インドでは「女子に生まれてきたのは、前世の悪業の結果」という考えがあり、
『その女子を引き取ってやるから金を出せ』というのがダヘーズの考え方であるようだ。
ダヘーズの金額は年々高額になっている。そのため近年では医療も発達し出生前診断などで
女子と判明した場合、妊娠中絶をする人が増えている。
このことから男女比率も著しくアンバランスになっている。
夫による妻への虐待などもインド国外では問題視されているが、男尊女卑の考えが根強いインドでは
警察も男性であるため、あまり問題と思っているインド人は少ないようだ。
[編集]
サティー
インドの社会的風習で、寡婦が亡夫の火葬の火で殉死することをいう。
しかも、その殉死のやりかたは生きたまま炎の中にいれる場合がある。
これも男尊女卑の考え方の影響で、夫より長く生きている妻の存在はいいものとされず、
またインドでは婚姻したあとは妻は自分の親達とは縁を切るため、後ろ盾も何もなくなる。
夫の一族にとっても、ただのお荷物的存在にしか見られないためこのような風習が行われていた。
ラーム・モーハン・ローイがサティー廃止を唱え動いたため、19世紀にはこの風習は消滅した。
[編集]
参考URL
ブリタニカ国際大百科事典