環境問題と原発

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2014年7月24日 (木) 14:02の版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
最新版
Bunkyo-studen2008 (ノート | 投稿記録)

14 行 14 行
http://www.plus-ondanka.net/c04_hatudensho.html http://www.plus-ondanka.net/c04_hatudensho.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85
 +
 +投稿者 alice

最新版

環境問題と原子力発電推進案

私は、最近環境問題についてのニュースが取り上げられることが少なくなったと感じた。そのことについて疑問に感じていたとき、以前「環境問題についてのニュースが少なくなっているのは原発が関係している。」と聞いた。その考え方は非常に面白いと感じた。原子力発電推進案そして環境問題について考えた。 なぜ原子力発電が環境問題と関連があると言ったのか。それは、日本の発電方法から関係性見えてきた。 まず、主な日本の発電源といえば3タイプ。火力発電、水力発電、原子力発電である。 一つ目の火力発電は石油や石炭などの化石燃料を使って発電タービンを稼動させる発電方法で、現在、国内で生産される電力の70%近くをまかなっている主力の発電方法である。石炭や石油などの原料を調節することで火力の調節がしやすく、エネルギー消費量の多い時間帯にあわせて発電量を帰ることが出来るのが大きな利点である。しかしながら原料に化石燃料を利用しているため、資源の枯渇(石油は 46年、天然ガス 63年、石炭119年 、ウラン 69年埋蔵量の少ない産油国はあと20年)と主な産出国が中東で情勢が不安定な地域であることから、供給が安定して続けられなくなっているのが問題である。また、温暖化を促進させる原因の一つにもなっている、大量の二酸化炭素や窒素酸化物などを排出するシステムであるため、環境面での付加が大きな問題になっている。 二つ目の水力発電はダムや水流の激しい川に発電システムを設置して、水の流れるエネルギーを電力に変換する発電方法です。現在の発電供給率は国内生産量の10%程度だが、最近では、水の流れを使用した新たなシステムが開発されている。水が高いところから低いところへと流れる勢いを利用してタービンを回し、発電機を稼動させる。これは、川の落差を利用し、潮の満ち引きのある海でも利用することができ、温室効果ガスや廃棄物を生み出すことのない、環境に優しい発電システムで、揚水式発電システムともいう。一見環境に良いように思われるが電気の需要に合わせて作り出す電力を変化させることが出来ないため、一日の電力すべてを現在の揚水式水力発電でまかなうことは難しいといわれている。また、一定の水流を保つためには、ある程度の落差が必要となるため、人工的にダムを作ってより高低差をつけるようにする場合がある。ダムを作ることで、周辺環境の生態系バランスを崩すこと以外にも、水質に影響を及ぼしたり、異常気象による急激な降水量の変化等に対応できなくなってしまったりしてしまうことなどが問題点となっている。 そして三つ目の原子力発電は、現在原子力パワープラントに使われているウランは天然ウランを濃縮したもので濃縮ウランと呼ばれ、これを核分裂させて水蒸気を作り、発電させている。日本で生産されている電力のおよそ20%は、原子力でまかなわれている。濃縮ウランは3年ほど核分裂を続けることができるため、少量の資源で長期間エネルギーを生産することができ、また、火力発電と同じようにシステムの中で、温室効果の高い水蒸気は生産しているが、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量はほとんどない。さらに、一定燃料で長期間動かすことが出来るため、安定したエネルギーの供給が行える。このことから、原子力発電は二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が少なく環境にやさしいといえるため原子力発電は環境問題と関係していると考えた。 ではなぜ環境問題が取り上げにくくなったのかといえば非常に簡単な理由で、先ほど述べたとおり原子力発電は環境に良いから推進したいと考えるのが一般的な考え方だが、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による地震動と津波の影響により東京電力の福島第一原子力発電所で発生した炉心溶融など一連の放射性物質の放出をともなった福島第一原子力発電所事故の影響により推進論は強く言えなくなってしまったのである。確かに環境にやさしいとは言ったもののそれは安全であることが前提である。放射性物質が放出されてしまっては環境にやさしい、よい、とは言えない。 環境問題と原子力発電推進案にこのような関係があるとは考えなかった。今後どのような関係になっていくのかその関係性に期待である。

出典 http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/energy_crisis.html http://www.plus-ondanka.net/c04_hatudensho.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85

投稿者 alice


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成