アキ・ラー
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アキ・ラー aki ra (通称アキラ) 日本人のような名前だがれっきとしたカンボジア人。5歳でポル・ポト軍に父母を殺され、20歳までポル・ポト軍、ベトナム軍、カンボジア軍で少年兵としてベトナム戦争を戦い、地雷を埋めた。20歳の時、国連軍で地雷処理を始める。村人に頼まれて地雷や不発弾処理に無料で出かけるフリーディマイナー(地雷掃除人)。26歳(1999年)で自宅兼「地雷博物館」を公開。一切の援助なしに見学客の寄付のみで運営している。「地雷の危険性と戦争の悲惨さを伝えたい」と自分で掘った地雷や不発弾を展示し、戦争孤児や地雷被害の子供たちを養育している。今までに処理した地雷は5万個。また彼は生計を立てるために英語と日本語を独学でマスターし、アンコール・ワットなどの遺跡群の公式ガイドの資格も持つ。
PN:tatsu
参考:「アキラの地雷博物館とこどもたち」(三省堂)