道教
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・世界の宗教がざっくりわかる本 島田裕巳著 2011 新潮社 | ・世界の宗教がざっくりわかる本 島田裕巳著 2011 新潮社 | ||
・見てわかる宗教入門 山折哲雄監修 2007 ナツメ出版 | ・見てわかる宗教入門 山折哲雄監修 2007 ナツメ出版 | ||
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1,道教について 老子・荘子が開祖と言われている。しかしここで勘違いしてはいけないのが道教は中国の民衆から自然発生的に生まれた民族宗教であり、老子・荘子はこれに哲学的な思想を加え教団として組織したのである。 経典は道徳経。道教は儒教以上に民間信仰的な要素を取り入れ神秘主義的傾向を強く見せている。例えば道徳経の冒頭では言葉で表現できる道は永遠の道ではないと書かれている。 道教ではいわゆるまじないやおみくじをする民衆道教と駅・陰陽・五行などをする教団道教の2つにわかれる。無為自然・不老不死を目指す考え方を示している。不老不死を実現する方法として経典に書かれているのが漢方薬である。 また、気が生命エネルギーの根源であるとし、このことが気功や太極拳に発展し現在につながっている。道教でも儒教と同じように陰陽五行説に基づく宇宙観が説かれ神仙や鬼などの実在が想定されているがやはり主なる関心は現世利益の実現である。
・参考文献 ・世界の宗教がざっくりわかる本 島田裕巳著 2011 新潮社 ・見てわかる宗教入門 山折哲雄監修 2007 ナツメ出版
作成者りんご