人工知能 2

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1950年代初期、問題解決や記号処理の探究がはじまる。 1950年代初期、問題解決や記号処理の探究がはじまる。
-1956年 人工知能(AI)という言葉が用いられ始める+1956年
 +人工知能(AI)という言葉が用いられ始める
-1960年代 米国の国防総省が人間の基本的な論理的思考(推論)を模倣できるようにコンピューターをトレーニングする研究を開始。+1960年代
 +第1次AIブーム。「推論・探索」による特定の問題を解く時代。しかし、簡単な問題しか解けなかった。
-1970年代 米国の国防高等研究計画局(DARPA)はコロラド州アスペンのストリート・マッピング・プロジェクトを完遂。+1970年代~1990年代
 +第2次AIブーム。コンピュータに「知識」を与える試みがなされた。
 + 
 +ルール(条件)に基づいたデータを入力することで投資判断や医学診断などの意思決定を促す、エキスパートシステムが実用化。
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 +しかし、一般常識のような広い知識をルール化して入力することは膨大な手間がかかり挫折。
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 +さらにフレーム問題やシンボルグラウンディング問題と呼ばれる、人間ならごく当たり前にやっていることが、コンピュータには途方もない作業になってしまうという難問が立ちはだかって行き詰まりを見せる。
1980年代 機械学習の研究が活発になる。 1980年代 機械学習の研究が活発になる。

2018年1月27日 (土) 17:05の版

概要 

人工知能とは、人間の知的能力をコンピューター上で実現するさまざまな技術やソフトウェア、コンピューターシステムのことである。AIとも呼ばれる。

人工知能を取り入れたものとして、特定分野の人間の知識をデータとして蓄積しておき、またそのデータを用いて推論、判断する「エキスパートシステム」などがある。

また、人間のしゃべる言葉や手書き文字を理解する「パターン認識」や「機械翻訳システム」などにも人工知能の技術が応用されている。

今日のコンピューターの進歩はこの人工知能の研究によって開かれ、人間の能力を補完・強化することを目的とした意思決定支援システムやスマート検索システムなどの実現につながっている。

歴史

1950年代初期、問題解決や記号処理の探究がはじまる。

1956年 人工知能(AI)という言葉が用いられ始める

1960年代 第1次AIブーム。「推論・探索」による特定の問題を解く時代。しかし、簡単な問題しか解けなかった。

1970年代~1990年代 第2次AIブーム。コンピュータに「知識」を与える試みがなされた。

ルール(条件)に基づいたデータを入力することで投資判断や医学診断などの意思決定を促す、エキスパートシステムが実用化。

しかし、一般常識のような広い知識をルール化して入力することは膨大な手間がかかり挫折。

さらにフレーム問題やシンボルグラウンディング問題と呼ばれる、人間ならごく当たり前にやっていることが、コンピュータには途方もない作業になってしまうという難問が立ちはだかって行き詰まりを見せる。

1980年代 機械学習の研究が活発になる。

1986年 日本人工知能学会の設立

1990年代以降、コンピューターの性能が向上し、ビックデータの時代へ

主な活用方法 


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