フォルケホイスコ-レ

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2008年7月30日 (水) 18:40の版
Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
2008年7月30日 (水) 18:40の版
Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録)

次の差分へ →
3 行 3 行
〔期間〕 〔期間〕
 +
 学校によって細かな違いはあるが、基本的には2ヶ月・4ヶ月・6ヶ月・8ヶ月の4種類が主になる。開始時期は6ヶ月や8ヶ月の長期コースは冬に始まるものが多く、短いものは秋や春に始まる。また1ヶ月以内の社会人向けコースや高齢者コースというものもある。  学校によって細かな違いはあるが、基本的には2ヶ月・4ヶ月・6ヶ月・8ヶ月の4種類が主になる。開始時期は6ヶ月や8ヶ月の長期コースは冬に始まるものが多く、短いものは秋や春に始まる。また1ヶ月以内の社会人向けコースや高齢者コースというものもある。
 長期コースは寮生活が原則で、短期コースの場合は自宅から通う形も多くなる。  長期コースは寮生活が原則で、短期コースの場合は自宅から通う形も多くなる。
8 行 9 行
(フォルケホイスコ-レができた背景) (フォルケホイスコ-レができた背景)
 +
「フォルケホイスコーレ」の始まりは、今から150年ほど前にさかのぼる。デンマークは、ドイツとの戦争に負け、広い領土を失い、国家財政の破綻寸前であった。当時のデンマークは、まだ農業が主な産業であり、民主主義の主役であるべき国民の8割以上が読み書きの出来ない農民だった。国の再建に夢を託した政治家や文化人は、この農民や農民の子弟たちの教育に望みをかけた。この動きの中で、最も大きな役割をはたしたのが、グルントヴィであった。彼は、国民の意識をたかめるために「フォルケホイスコーレ」の設立を提唱し、その考えは、多くの賛同者を得て、地方各地に住む有志が先頭となって「フォルケホイスコーレ」が作られていった。 「フォルケホイスコーレ」の始まりは、今から150年ほど前にさかのぼる。デンマークは、ドイツとの戦争に負け、広い領土を失い、国家財政の破綻寸前であった。当時のデンマークは、まだ農業が主な産業であり、民主主義の主役であるべき国民の8割以上が読み書きの出来ない農民だった。国の再建に夢を託した政治家や文化人は、この農民や農民の子弟たちの教育に望みをかけた。この動きの中で、最も大きな役割をはたしたのが、グルントヴィであった。彼は、国民の意識をたかめるために「フォルケホイスコーレ」の設立を提唱し、その考えは、多くの賛同者を得て、地方各地に住む有志が先頭となって「フォルケホイスコーレ」が作られていった。
   
(参考文献) (参考文献)
「生のための学校」 著:清水 満  出版:新評論  「生のための学校」 著:清水 満  出版:新評論 

2008年7月30日 (水) 18:40の版

 フォルケホイスコ―レは、一般的な学校とは違った独自のスタイルを持った学校である。特色は、試験を絶対にせず、単位や資格の付与もなく、教師と学生が寮で共同生活をして学ぶことがあげられる。カリキュラムは自由で、国家の干渉を受けない私立の学校である。 18歳以上なら性別・年齢・障害の有無・国籍などを問わず誰でも入学でき、なにか技術や知識を習得することに主眼があるのではなく、あくまで授業や討論、実践、実習、生活を通して自己発見し、これから生きる自分の道を探すことに力点がおかれている。

〔期間〕

 学校によって細かな違いはあるが、基本的には2ヶ月・4ヶ月・6ヶ月・8ヶ月の4種類が主になる。開始時期は6ヶ月や8ヶ月の長期コースは冬に始まるものが多く、短いものは秋や春に始まる。また1ヶ月以内の社会人向けコースや高齢者コースというものもある。  長期コースは寮生活が原則で、短期コースの場合は自宅から通う形も多くなる。


(フォルケホイスコ-レができた背景)

「フォルケホイスコーレ」の始まりは、今から150年ほど前にさかのぼる。デンマークは、ドイツとの戦争に負け、広い領土を失い、国家財政の破綻寸前であった。当時のデンマークは、まだ農業が主な産業であり、民主主義の主役であるべき国民の8割以上が読み書きの出来ない農民だった。国の再建に夢を託した政治家や文化人は、この農民や農民の子弟たちの教育に望みをかけた。この動きの中で、最も大きな役割をはたしたのが、グルントヴィであった。彼は、国民の意識をたかめるために「フォルケホイスコーレ」の設立を提唱し、その考えは、多くの賛同者を得て、地方各地に住む有志が先頭となって「フォルケホイスコーレ」が作られていった。   (参考文献) 「生のための学校」 著:清水 満  出版:新評論 


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成