難民14
出典: Jinkawiki
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1 難民の定義
1951年の「難民の地位に関する条約」では、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されている。(難民の地位に関する条約より) 更には、最近では戦争や政治の混乱などによって危険を感じ国籍国を出た避難民も広い意味での難民とみなされている。
2 難民の現状
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)発表によると、2017年末の時点で、世界中で6,850万人が、内戦や治安悪化などによって難民や国内避難民などとして故郷を追われ、強制的に移動しなければならない状況に置かれている。2017年末、最も多く難民を受け入れている国はトルコ(約350万人)、ウガンダとパキスタン(約140万人)、レバノン(約99万8900人)、イラン(約97万9400人)と続く。受け入れ国の85%が開発途上国である。特にトルコではシリア難民を多く受け入れているため難民の数が多い。しかし、開発途上国が難民の多くを受け入れていりことから、経済的・社会的に発展していない国に、「難民の受け入れ」というさらなる負担がかかっているのが問題となっている。
3 日本と難民
まず日本では、難民の定義を厳格にしているため受け入れ数が非常に少ない。(2016末時点で約3000人程度)特にシリア難民は3人しか受け入れていない。島国であることや、そもそもの受け入れの実績が少ないことも強く関係しているようである。 海外派遣では2012年秋からAAR Japan[難民を助ける会]が、トルコ南東部で行っているシリア難民支援活動を行っている。具体的には、シリア難民と住民双方を対象としたスポーツイベントや映画鑑賞会などを行っており、日本での難民の意識は高まっている。
4引用
https://minnkane.com/news/3839
https://www.unhcr.org/jp/what_is_refuge
https://www.aarjapan.gr.jp/activity/emergency/refugee.html
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