センター試験2
出典: Jinkawiki
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センター試験とは
「センター試験」とは、大学入試センター試験の略称であり、独立行政法人大学入試センターによって、例年1月13日以降の最初の土曜日と日曜日にわたり行われる日本の大学の共通入学試験である。昔から、改名が続いており、最初は「国公立大学共通一次学力試験」と呼ばれ、のちに「大学共通一次試験」となり、それがさらに改名され、大学入試センター試験と呼ばれるようになった。受けた年度がかなり昔の世代の人はセンター試験を「共通一次」と省略したりもする。
センター試験の概要
センター試験は科目ごとに決まっている高等学校の学習指導要領に沿って出題される。全教科、全科目で問題は回答をマークシートに記入する方式になっており、記述式の問題はない。しかし、再来年度のセンター試験では記述問題も加わり、難易度も多少だが上がると言われている。平均点は各教科とも60点ほどでになるように作成されているが、年度や科目、作成者によっては、平均点が大幅に前後することもある。作成者に当たっては、大学入試センターから選ばれ、世間には公表しないこととなっている。試験会場は国内の大学がほとんどであるが、高校や、塾などの予備校も会場に指定される時がある。さらに、試験前日の金曜日は、設営準備や不正防止のため、試験会場の立ち入りが禁止されている。
センター試験の運営
大学入試センター試験は、この試験を利用する国立、公立、私大の各大学が大学入試センターと協力して同一の期日に同一の試験問題により、共同して実施している。それによって、大学入試センター側と利用大学側で役割が分担されている。まず、大学入試センター側の役割としてあるのは、試験問題の作成、印刷、輸送並びに、受験案内、実施マニュアルなどの作成や出願受付、試験会場の指定と受験票の交付、答案の採点と集計、試験成績などの各大学への提供、試験成績の本人への通知である。逆に、利用大学側の役割としてあるのは、大学入試センター試験の利用教科・科目及び各大学ごとの学力検査などの予告、試験場の設定、試験監督者などの選出、志願者への受験案内の配付、試験の実施、答案の整理・返送、試験成績の請求、試験問題作成に携わる者の派遣、試験問題の保管・管理がある。
参考URL
独立行政法人大学入試センターホームページhttps://www.dnc.ac.jp/