日米首脳会談
出典: Jinkawiki
2019年1月19日 (土) 22:39の版 Daijiten2014 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
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<米朝首脳会談> 2018年6月12日、アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はシンガポールのリゾート地にある高級ホテルで史上初の米朝首脳会談を行い、その成果として共同声明にそろって署名した。トランプ大統領は北朝鮮に対して体制の保証を提供する約束をし、キム委員長は朝鮮半島の完全な非核化について、断固として揺るがない決意を確認した。両国は①米朝両国は平和と繁栄に向けた願いに基づいて、新しい関係を樹立するために取り組んでいく②米朝両国は平和と繁栄に向けた願いに基づいて、新しい関係を樹立するために取り組んでいく③2018年4月27日のパンムンジョム宣言を再確認し、北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向けて取り組むことを約束する④米朝両国が朝鮮戦争中の捕虜や行方不明の兵士の遺骨の回収に取り組むとともに、身元が判明したものについては返還していくということを確認した。日本がかねてからアメリカや北朝鮮に求めていた拉致被害者の返還はこの共同声明には記載されなかったがその後の記者会見でトランプ大統領は、北朝鮮はこの問題(拉致問題)についてとりくんでいくことになると述べた。また、この会談の最大の論点であった北朝鮮の非核化についてだが、トランプ大統領は検証が行われるとし、時間が足りなかったと非核化までは合意に至らなかった。しかし、ここから北朝鮮の非核化へのプロセスが始まるとし、北朝鮮に非核化の意志がある事を強調した。非核化に向けた具体的な行動や検証方法については言及せず、アメリカが求めてきた完全かつ検証可能で不可逆的な非核化が共同声明に盛り込まれなかった。なお、1948年に始まり未だ休戦状態にある朝鮮戦争であるが、もうすぐ終わるとだけ言及した。 最後に、米韓合同軍事演習についても、北朝鮮の非核化の度合いに応じて廃止していく意向を表明した。トランプ大統領の目標は北朝鮮の軍事的なミサイル試験場の取り壊しである。会談後も双方の動きが注目されているが、北朝鮮はミサイル試験場を爆破する動画を公開するなど、北朝鮮は非核化に向けて計画を実行しているように思われる。
○参考文献 https://www3.nhk.or.jp/news/special/trump-usa-kim-north-korea-summit/ NHKニュースWEB 日米首脳会談より
https://www.asahi.com/topics/word/米朝首脳会談.html 朝日新聞デジタル 日米首脳会談 (elect)