朝鮮戦争19
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朝鮮戦争とは1950年6月から朝鮮半島にて大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の間で起きた戦争のことだ。 この戦争は世界を巻きこんだと言っても過言ではない程悲惨な戦争だった。大韓民国(以後 韓国)側はアメリカが、朝鮮民主主義人民共和国(以後 北朝鮮)側はソ連,中国が支援していた。終戦させようとアメリカは北朝鮮側に核兵器の投下するとも伝えたとされている。もしこの事が起きていたら、第二次世界大戦時に日本に使用して以来の核兵器だったと言われている。 なぜこの戦争が起きたか、それは日本が朝鮮を統治していた頃まで遡る。日本は第二次世界大戦で敗戦し、朝鮮から撤退。次に朝鮮を統治しようとしたのがアメリカとソ連だった。両国は北緯38度線を境に、北側をソ連、南側をアメリカが占領することなった。それまで1つの国であったが、この時に分断さてしまった。その後も両国の対立は続き、1948年8月15日38度線より南側に大韓民国が成立を宣言。 また同年9月9日には北朝鮮の成立を宣言した。そして1950年6月25日、北朝鮮が突如国境である38度線を越えて南下を開始。これを機に朝鮮戦争が始まった。 未だ終戦は迎えていないが、1953年7月27日に北緯38度線上にある板門店で朝鮮戦争の休戦協定が調印された。韓国と北朝鮮の代表はもちろん、アメリカと中国代表の4者によって調印された。 2018年4月27日に南北首脳会議が行われ、「板門店宣言」で終戦宣言についてこのように明記された。 『南と北は停戦協定締結から65年になる今年に、終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制の構築のための南北米三者、南北米中四者会談の開催を積極的に推進していくことにした。』 今後の終戦に向けての両国の関係に注目だ。
参考文献:神谷不二著 朝鮮戦争-米中対抗の原形(中央公論社 1990年)
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