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Daijiten2014 (ノート | 投稿記録)

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 楽器を演奏する役。囃子方には笛方、小鼓方、大鼓方、太鼓方の4つのパートがあり、それぞれが自分の楽器を専門に演奏する。 演能では笛方1人、小鼓方1人、大鼓方1人、太鼓方1人の4人編成で、能の演目によっては太鼓方が入らない場合がある。 主にシテ、ワキ、地謡が謡う時やシテやワキが登場する際、舞を舞う時に演奏する。  楽器を演奏する役。囃子方には笛方、小鼓方、大鼓方、太鼓方の4つのパートがあり、それぞれが自分の楽器を専門に演奏する。 演能では笛方1人、小鼓方1人、大鼓方1人、太鼓方1人の4人編成で、能の演目によっては太鼓方が入らない場合がある。 主にシテ、ワキ、地謡が謡う時やシテやワキが登場する際、舞を舞う時に演奏する。
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 +== 面・装束 ==
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 +'''面'''
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 + 仮面劇である能は全ての役が面をつけるのではない。シテとツレの一部だけが面をつけ、ワキは面を用いない。起源的にワキは現実の人間、シテは神、又は精霊、亡霊、怨霊など人間以外の存在であるからだと言われているからである。シテが面をつけず舞台に出る事もあり、役者は「直面(ひためん)」という面をつけたつもりで演じる。
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 +'''装束'''
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 + 能で使われる衣装を「能装束」という。能の美を代表するものであるが、初期の能装束は質素だった。室町時代末期から徐々に絢爛豪華になり、能が武家の式楽となった江戸時代に形式が定まり、様式的に完成しました。
 + 装束は着付け類、上着類、袴類に分かれる。演者は一番下に肌着をつけ、次に着付け、袴、上着を着る。
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 +== 参考 ==
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 +株式会社セクターエイティエイト
 +http://www.nohkyogen.jp/visitor/index.html
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 +高橋秀樹『日本の楽器・日本の音5 歴史』(2002)株式会社小峰書店
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 +投稿者:松下

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 能は、仮面をつけて演じる日本独特の歌舞劇である。ゆったりとした音楽とせりふ、極端に少ない動作が特徴である。

目次

ルーツ

 能の始まりは奈良時代に中国から伝わった「散楽」であったと言われている。散楽は歌や踊り、曲芸、手品などの娯楽で、平安から鎌倉時代にかけては物まねを中心とした「猿楽」に発展した。能は室町時代に活躍した観阿弥・世阿弥によって猿楽から生み出された。彼らは当時の流行であった「曲舞(くせまい)」などの音楽的要素を猿楽に取り入れ、歌と舞による仮面劇として完成させた。後に世阿弥は、『風姿花伝』という著書の中で「能とは幽玄であるべきだ」と述べている。

演者

   能が上演される時、能舞台の上には大きく分けて、登場人物を演じる役「シテ方・ワキ方・狂言方」、合唱を担当する役「シテ方」、楽器を演奏する役「囃子方」が登場する。 シテ方、ワキ方、狂言方、囃子方という4つのパートの能楽師たちがそれぞれの役割を専門に演じることで1つの能が上演されている。


シテ方

 シテ方には5つの役割があり、その中の1つを専門に受け持つのではなく、それぞれの役割をその都度分担していく。

 シテ  主役。1つの役に1役だけである。「演技をする人」「役者」という意味がある。

 ツレ  主にシテの同伴者であるが、重要な役の場合には特別にシテと同格扱いをされ、「両シテ」とされることもある。

 子方  子役。必ずしも子供の役だけではなく、本来は大人である役割を演じたりする能独特の演目もある。

 地謡  情景描写をしたり、登場人物の新庄を代弁する役。6~10人編成で後列中央に座る「地頭」がリードする。

 後見  演能中に舞台後方に座り、不測の事態に備えて舞台進行を見守る役。シテの装束を整えたり、時にはシテの代役も務める。



ワキ方

 主役を演じるシテの相手役のこと。絶対に面を着用しない。宝生派、福王派、高安派の3流派がある。



狂言方

 多くの能は前半と後半に場面が分かれており、その間をつなぐ狂言を演じる役。



獅子方

 楽器を演奏する役。囃子方には笛方、小鼓方、大鼓方、太鼓方の4つのパートがあり、それぞれが自分の楽器を専門に演奏する。 演能では笛方1人、小鼓方1人、大鼓方1人、太鼓方1人の4人編成で、能の演目によっては太鼓方が入らない場合がある。 主にシテ、ワキ、地謡が謡う時やシテやワキが登場する際、舞を舞う時に演奏する。


面・装束

 仮面劇である能は全ての役が面をつけるのではない。シテとツレの一部だけが面をつけ、ワキは面を用いない。起源的にワキは現実の人間、シテは神、又は精霊、亡霊、怨霊など人間以外の存在であるからだと言われているからである。シテが面をつけず舞台に出る事もあり、役者は「直面(ひためん)」という面をつけたつもりで演じる。

装束

 能で使われる衣装を「能装束」という。能の美を代表するものであるが、初期の能装束は質素だった。室町時代末期から徐々に絢爛豪華になり、能が武家の式楽となった江戸時代に形式が定まり、様式的に完成しました。  装束は着付け類、上着類、袴類に分かれる。演者は一番下に肌着をつけ、次に着付け、袴、上着を着る。


参考

株式会社セクターエイティエイト http://www.nohkyogen.jp/visitor/index.html

高橋秀樹『日本の楽器・日本の音5 歴史』(2002)株式会社小峰書店


投稿者:松下


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