イタリア語

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2008年12月21日 (日) 22:20の版
Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
2008年12月21日 (日) 22:24の版
Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録)

次の差分へ →
1 行 1 行
-イタリア語+イタリア語は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語の一つで、おおよそ6千万人ほどが日常的に使用しており、そのほとんどがイタリアに住んでいる。後置修飾で、基本語順はSVO。イタリアは漢字で「伊太利亜」と表記することから、「伊太利亜語」を略記し伊語と称される。
 + 
 + 
*起源 *起源
古代ローマ人の用いたラテン語にある。 古代ローマ人の用いたラテン語にある。
21 行 23 行
*参考文献 *参考文献
「読んで旅する世界の歴史と文化 イタリア」 河島 英昭(監修) 新潮社 「読んで旅する世界の歴史と文化 イタリア」 河島 英昭(監修) 新潮社
 +
 +http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%AA%9E

2008年12月21日 (日) 22:24の版

イタリア語は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語の一つで、おおよそ6千万人ほどが日常的に使用しており、そのほとんどがイタリアに住んでいる。後置修飾で、基本語順はSVO。イタリアは漢字で「伊太利亜」と表記することから、「伊太利亜語」を略記し伊語と称される。


  • 起源

古代ローマ人の用いたラテン語にある。 ラテン語はローマ帝国の衰退に伴って徐々に地域文化を起こし、中世を通じて各地で各様の変化を蒙った結果、西暦8世紀頃にはイタリア語をはじめ、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語などの、いわゆる「ロマンス諸語」に分岐した。これら姉妹関係にあたるロマンス諸語のうちで、イタリア語(標準イタリア語)は、祖国ラテン語の面影をよく伝えている。


  • 使用地域

イタリア語はイタリア共和国、ヴァティカーノ市国、サン・マリーノ共和国で用いられている他 ティチーノ州を中心とするスイス、旧ユーゴスラビアのイストラ半島(イタリア名イストリア半島)沿岸、コルシカ島にも話し手を有している。さらに、南北アメリカ大陸、オーストラリアなどに渡った移民の間でも、イタリア語が受け継がれている。


  • イタリア国内

人口の95%を占めるイタリア語系住民のほか、北部の国境地帯を中心にフランコ・プロヴァンス語、オック語、ドイツ語、スロベニア語、半島南部からシチリア島にかけてはアルバニア語、ギリシア語、セルビア・クロアチア語などイタリア語、以外の言語の使用者が古くから居住している。 また、サルデーニャ島に残るサルデーニャ語、ドロミーティ・アルプス山中のラディン語、フリウーリ地方のフリウーリ語は、いずれもラテン語から発達した言葉だが、その独自の言語的特徴のゆえに、イタリア語とは別個の言語として分類されるのが普通。


  • 標準イタリア語の浸透

 1861年、統一国家としてのイタリア王国が成立した。統一後は、官庁・軍隊・学校などの公共組織の整備につれ、公用語たるイタリア語と一般民衆の接触の機会が増えていった。1871年以来国の首都となったローマや頬区部の産業都市への人口の集中という大きな社会変動があった。1850年から1970年までの120年間で、国全体の人口は約2倍となったが、ミラーノ、トリーノの人口は9倍、ローマの人口は約16倍に増えたという。これにより、方言では互いの意思疎通が困難であることが浮き彫りになり、都市を中心に標準語が浸透していく。近年のマス・メディアの急速な発達が、イタリア全土への標準語の普及を著しくし、現在では、イタリア全土に標準語が浸透している。


  • 参考文献

「読んで旅する世界の歴史と文化 イタリア」 河島 英昭(監修) 新潮社

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%AA%9E


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成