プラド美術館

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2009年1月28日 (水) 10:47の版
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プラド美術館(Museo de Prado)スペインの都市マドリードに位置する世界最大級の国立絵画美術館。スペイン王家によって収集された作品の保存と展示を目的に、フェルナンド7世の命により、1819年に王立美術館として歴史をスタートさせた。1868年の革命後に国有化された。約6000点を超える収蔵品の3分の1はスペイン画家による作品であり、スペイン画家の作品収蔵数に関しては世界一と言われている。代表的な画家と作品については、ディエゴ・ベラスケスの「ブレダの開城」「マルガリータ王女」、フランシスコ・デ・ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」など首席宮廷画家として活躍したもの、またギリシャ出身のエル・クレゴ、スペイン絵画の黄金期を支えた「アルキメデス」「ヤコブの夢」のジュゼーペ・リベラ、「聖トマス・アクィナスの礼讃」のフランシスコ・スルバラン、「聖母子像」のバルトローメ・ムリーリョなどが収蔵されている。その他、スペイン王室によって、好んで収集されたイタリア、フランドル(オランダ・ベルギー国境のスケルデ川からフランス北東部アルトア丘陵にかけての北海沿岸地域)画家の作品も多く収蔵されている。 また、プラド美術館はかつてその地が牧場(プラド)であったことに由来しており、新古典主義の代表作とされる建物はホアン・デ・ビリャヌエーバにより、手がけられている。 近年では2006年の3月から7月にかけて東京都美術館においてプラド美術館展が開かれており、世界規模で重宝されていることがうかがえる。 筆者が2007年の年末に実際に訪れた時は半日以上をかけて館内を回った。館内に入る際には荷物検査が行われ、収蔵品の管理が徹底されていると感じた。日本語向けのパンフレットも用意されており、解説を読みながら絵画に触れることで理解を深めることができた。それまでほとんど美術作品に触れる経験がなかったので油絵特有のの浮き出てくるような感覚はとても印象に残っている。その他、彫刻なども多数展示されており、とても貴重な経験をすることができた。

参考文献「プラド美術館名画に隠れた謎を解く」 萩野健 著 中央公論     「地球の歩き方スペイン07-08」 地球の歩き方編集室     「プラド美術館利用案内」


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