少年兵士2
出典: Jinkawiki
2009年5月6日 (水) 23:20の版 Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
2009年5月6日 (水) 23:49の版 Bunkyo-student2008 (ノート | 投稿記録) 次の差分へ → |
||
32 行 | 32 行 | ||
国際法では、18歳未満の子供は強制徴兵されないしていたが、実際は多くの子供たちが強制的に徴兵されている。 | 国際法では、18歳未満の子供は強制徴兵されないしていたが、実際は多くの子供たちが強制的に徴兵されている。 | ||
+ | |||
+ | 少年兵がいるとされている国々は、 | ||
+ | |||
+ | ・メキシコ ・フィリピン ・パプア・ニューギニア | ||
+ | |||
+ | ・コロンビア ・インドネシア ・ソロモン諸島 | ||
+ | |||
+ | ・ペルー ・東ティモール ・ロシア | ||
+ | |||
+ | ・ミャンマー ・ネパール ・インド | ||
+ | |||
+ | ・スリランカ ・タジキスタン ・ウズベキスタン | ||
+ | |||
+ | ・アフガニスタン ・パキスタン ・イラン | ||
+ | |||
+ | ・イラク ・トルコ ・セルビアモンテネグロ | ||
+ | |||
+ | ・レバノン ・イスラエル ・アルジェリア | ||
+ | |||
+ | ・シエラレオネ ・チャド ・スーダン | ||
+ | |||
+ | ・エリトリア ・エチオピア ・ソマリア | ||
+ | |||
+ | ・コンゴ ・コンゴ民主共和国 ・ウガンダ | ||
+ | |||
+ | ・ルワンダ ・ブルンジ ・アンゴラ | ||
+ | |||
+ | 以上36カ国である。半分以上が15歳未満の少年兵士いる。 | ||
+ | |||
+ | この中のシエラレオネは、少年兵による市民の虐殺や傷害、略奪行為が深刻で少年兵の刑事責任をめぐって議論が続いている。 |
2009年5月6日 (水) 23:49の版
●少年兵士とは
18歳未満の男女の兵士のこと。 ユニセフの報告によると、全世界に約30万人いるとされているが、確かな人数は把握されていない。
アジア、アフリカを中心とした発展途上国に多くいるとされている。 男子は実際の戦闘要員として、誘拐、スパイ活動、物資の運搬などに利用されており、女子は、 司令官の妻になり身の周りの世話したり、性的虐待にあってしまう。
●なぜ、少年兵士はうまれてしまうのか
理由はいろいろある。
ひとつは、武器の軽量化・小型化。低コストで操作が簡単になったこと。
また、生活が比較的安定するということ。経済的理由や親がいないという理由で軍隊に入隊し、そこでは食糧も住居も与えてくれるので 生活が安定するからだ。あと、子供は食費があまりかからないということ。軍資金の節約になる。
そして最大の理由は、命令すれば素直に言うことを聞くということ。大人に命の危機を迫られたり、脅されたりなどされて素直に言うことを聞くので、どんな危険なことでも無理やり行わせることができる。そのため軍隊は少年兵を得るために町や村を襲い、子供たちを拉致して強制的に少年兵として活動させる。
●現状と問題
軍隊は子供たちに麻薬やアルコールを与え、体中を殴って精神的に追い詰め、暴力的な訓練が行われる場合もある。 そうすることで、人を殺す恐怖や痛みに慣れさせ、理性を失わせる。そのため残虐な行為を行っていた者も多い。
少年兵は、誘拐や虐待などの被害者であるのと同時に加害者であるという複雑な側面をもっている。
また、たとえ軍を抜けても家族や地域社会に受け入れてもらえない元少年兵も多い。加えて、幼いころに徴兵された少年兵は軍隊以外の生活習慣や知識をもっておらず、家族を理解できない者もいる。こうした子供たちはストリートチルドレンになったり、ギャング団に入ったりしてしまう場合もある。元少年兵の社会復帰は大きな課題である。
国際法では、18歳未満の子供は強制徴兵されないしていたが、実際は多くの子供たちが強制的に徴兵されている。
少年兵がいるとされている国々は、
・メキシコ ・フィリピン ・パプア・ニューギニア
・コロンビア ・インドネシア ・ソロモン諸島
・ペルー ・東ティモール ・ロシア
・ミャンマー ・ネパール ・インド
・スリランカ ・タジキスタン ・ウズベキスタン
・アフガニスタン ・パキスタン ・イラン
・イラク ・トルコ ・セルビアモンテネグロ
・レバノン ・イスラエル ・アルジェリア
・シエラレオネ ・チャド ・スーダン
・エリトリア ・エチオピア ・ソマリア
・コンゴ ・コンゴ民主共和国 ・ウガンダ
・ルワンダ ・ブルンジ ・アンゴラ
以上36カ国である。半分以上が15歳未満の少年兵士いる。
この中のシエラレオネは、少年兵による市民の虐殺や傷害、略奪行為が深刻で少年兵の刑事責任をめぐって議論が続いている。