ディーゼル車
出典: Jinkawiki
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==燃料方式== | ==燃料方式== |
2009年7月22日 (水) 14:32の版
目次 |
ディーゼル車とは
ディーゼル車とは、ドイツの機械技師 ルドルフ・ディーゼル(1858~1913)によって1897年に開発されたディーゼルエンジンを使った車。燃料は軽油。
ディーゼルエンジン
主なメリット
1 ディーゼルエンジンは、高圧縮による始動なので冬でも一発でエンジンがかかり、沖合でも安心できる。長時間のスロー運転にも、エンジンのコンディションは変わることなく、粘り強さと安定したパワーを発揮する。
2 ガソリンよりも安価な燃料が使えることに加え、燃料消費率も低いのが特徴。燃料経費はガソリンの約1/3。ランニングコストが低く抑えられる。
3 燃費がよくCO2の排出が少ない。
4 故障が少ない。
5 スムーズでフィーリングのよいドライビング。
6 大きな電力をとりだせる。
主なデメリット
1燃焼時の最高圧力が高いので、エンジンの構造が堅牢で重く、音や振動が大きい
2点火装置がないため、始動がやや困難
3燃料噴射装置に精密なものを必要とする
4排ガス中のNOxやパティキュレート(黒煙や燃料・潤滑油の未燃分など。“PM”と表現)が多い
5車両価格がガソリン車より割高
燃料方式
ガソリンの燃料方式は、気化させた燃料をあらかじめ空気と混合し、これを圧縮してプラグで点火して爆発させるもので混合空気比はほぼ一定なので、ほとんど完全燃焼するようにできている。CO(一酸化炭素)の発生は少なく燃料中の元素はほとんどCO2(二酸化炭素)とH2O(水)になる。 これに対し、ディーゼルエンジンの燃焼方法は、まず、空気だけをシリンダー内で圧縮し、高温になったところに軽油を噴射して爆発させる。この場合圧縮する空気量はシリンダーの大きさによって常に一定ですが、燃焼は速度によって変わり、その都度、燃料と空気の比率が大きく変わるので、軽油はもともと燃えづらい燃料であることも手伝って、不完全燃焼が起こりやすく、ディーゼル排気微粒子が多量に発生しやすい。
参考文献
これでわかるディーゼル排ガス汚染 嵯峨井 勝著 合同出版株式会社
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