わが祖国

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2010年8月9日 (月) 15:37の版
Daijiten2009 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
2010年8月9日 (月) 15:37の版
Daijiten2009 (ノート | 投稿記録)

次の差分へ →
1 行 1 行
== 概要 == == 概要 ==
-「わが祖国」は[[ベドルジハ・スメタナ]]が故郷を想い作曲したもので、全6楽章、合計74分に渡り演奏する。+「わが祖国」は[[スメタナ]]が故郷を想い作曲したもので、全6楽章、合計74分に渡り演奏する。
1874~1879年の間、スメタナが聴力を失いながらも作曲した曲である。 1874~1879年の間、スメタナが聴力を失いながらも作曲した曲である。

2010年8月9日 (月) 15:37の版

概要

「わが祖国」はスメタナが故郷を想い作曲したもので、全6楽章、合計74分に渡り演奏する。

1874~1879年の間、スメタナが聴力を失いながらも作曲した曲である。

第2楽章の「ヴルタヴァ」はドイツ語名で「モルダウ」と読み、合唱曲などにも編曲されていて、「わが祖国」の中で最も知られている楽章である。


各楽章の作曲年代

1874年 … 第1楽章「ヴィシェフラド(Vyšehrad)」

1874年 … 第2楽章「ヴルタヴァ(Vltava)」

1875年 … 第3楽章「シャールカ(Šárka)」

1875年 … 第4楽章「ボヘミアの森と草原から(Z českých luhů a hájů)」

1878年 … 第5楽章「ターボル(Tábor)」

1879年 … 第6楽章「ブラニーク(Blaník)」

最終的にこのような作曲年代で、このような構成になったようだが、

最初は「ジープ」(Říp )、「ヴィシェフラド」、「ヴルタヴァ」、「リパニー」(Lipaný )、「ビーラー・ホラ」(Bílá hora )の5楽章になる予定だった。


第2楽章ヴァルタヴァ

前述の通り、2楽章のヴァルタヴァが最も有名なので、2楽章だけ詳説を書くとする。

1874年に作曲された。『モルダウ』(Moldau, ドイツ語名)の名で知られる。一連の交響詩群の中で最も知られた作品であり、単独で演奏されたり録音されることも多い。ヴルタヴァ川(モルダウ川)の、源流近くからプラハを流れ、エルベ川へ合流するまでの様子が描かれている。楽曲の最終部分には、第1曲「ヴィシェフラド」の一節も組み込まれている。スメタナの故郷を思う気持ちが現れている。


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成