特別会計

出典: Jinkawiki

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特別会計

 国の予算は大きく分けると一般と特別会計の二つがある。毎年の予算審議などで、「総額92兆円」などとニュースになるのは一般会計だが、特別会計のほうがはるかに大きい金額である。  一般会計では、教育や防衛、科学技術といったさまざまな仕事に使われるお金を管理する。これに対して、年金の保険料のように特定の目的に使われるお金を、別に管理しているのが特別会計だ。略して「特会」ともいう。特会は、厚生労働省などの省ごとに管理していて、外部のチェックが届きにくい。このため、無駄な事業が多いではないかと問題視されてきた。  また、事業を通じて結びついた役人が再就職して巨額の給与や退職金をもらう「天下り」の舞台にもなっていると批判されている。  財務省では平成15年より、財政制度等審議会などの場において、特別会計の徹底した見直しの検討が行われ、具体的な取組みが進められている。 現在は、「簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律」(平成18年法律第47号)及び「特別会計に関する法律」(平成19年法律第23号)等に基づき、特別会計の統廃合等を着実に実施しているほか、特別会計の支出の見直し、情報開示等に取り組んでいる。


参考文献:月刊ジュニアエラ1月号 朝日出版

参考資料:http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/09/post_e17f.html      http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/tokkai.htm



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