京都議定書7

出典: Jinkawiki

(版間での差分)

2011年8月6日 (土) 15:36の版

京都議定書とは 1997年12月11日、京都市で開かれた「第3回気候変動枠組条約締国会議(COP3)」の中で議決した議定書のこと。 この京都議定書は、1992年に開催されたリオデジャネイロの地球サミットにおいて採択された、「気候変動枠組条約(地球温暖化防止条約)」の締約国のうち、先進国(東欧を含む38カ国と欧州委員会)にそれぞれ目標量を示して6種の温室効果ガス削減または抑制を義務付け、その達成時期を定めているものである。 議定書には、温室効果ガス排出量の削減目標を、1990年を基準として国別に削減目標値を定め、世界が協力して約束期間内に目標を達成することが定められた。

目標達成時期 2008年から2012年間での期間中に、先進国全体の温室効果ガスの合計排出量を、1990年に比べて少なくとも5%削減することを目標と定めた。目標達成期間内に不遵守の国があった場合、その国の排出超過の1.3倍分を時期約束期間の割当から差引くこと、時期約束期間における遵守確保のための行動計画を策定すること、排出量取引が禁止されるなど、法的拘束能力の持たない罰則が規定されている。

京都メカニズム 「クリーン開発メカニズム」、「排出量取引」、「共同実施」の三つのこと。

日本の目標 日本では、2008年4月から、第一約束期間に入った。1990年に比べて、温室効果ガス排出量を6%削減することが日本に課せられた目標である。しかし、1990年に比べ総排出量は、逆に6.2%上回っているのが現状である。

参考文献 チャレンジ25チームマイナス6% http://www.team-6.jp/index2.html


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